原文入力:2009-02-03午後07:13:38
‘龍山惨事’ 捜査結果 発表切迫
遺族・市民団体 ‘ム・ソクキ処罰’ 署名運動開始
検察,動画撮影したインターネット放送 押収捜索
ソク・ジンファン記者,クォン・オソン記者
←‘龍山惨事’ 犠牲者遺族と市民団体会員たちが3日午前ソウル,瑞草洞,ソウル中央地検ロビーで チョン・ソングァン地検長に不公正・わい曲捜査中断を要求する抗議書簡を伝達しようとしたが警察に遮られても見合っている。 チョン・ヨンイル記者yongil＠hani.co.kr
‘龍山撤去民惨事’責任を篭城者などに押し付ける検察捜査結果発表が差し迫った中で、遺族と市民社会団体らを中心に猛反発が起きている。
‘龍山撤去民殺人鎮圧汎国民対策委員会’は3日午後、ソウル,世宗路の東亜日報社前で記者会見を行い「国民の力で殺人鎮圧責任者キム・ソクキを処罰するために汎国民的署名運動を始める」と明らかにした。対策委はキム・ソクキ警察庁長官内定者が退く時まで毎日1万人の署名を目標にソウル・釜山など全国60ヶ所とダウム‘アゴラ’等インターネット空間で署名運動を行うことにした。
遺族と民主化実践家族運動協議会会員など30人余りは、この日午前ソウル中央地検庁舎ロビーで捜査本部長面談を要求し警察ともみ合った。遺族たちは「検察が惨事の責任を一方的に篭城者などにだけ回している」として「キム・ソクキ内定者を直ちに拘束捜査しなさい」と要求した。
民主労働党龍山地域委員会と龍山連帯など地域政党・社会団体らも龍山区庁前で記者会見を行い「惨事の原因提供者パク・チャンキュ区庁長は直ちに辞退しなさい」と要求した。
一方、ソウル中央地検捜査本部(本部長 チョン・ビョンドゥ1次長)はインターネット放送 ‘カラーTV’と‘サジャフTV’事務室を押収捜索し動画原本を入手した。検察は二つのメディアが撮影した動画と捜査本部が先立って入手した動画と違った部分があるのかを分析している。
検察はまた「シンナーの火力とパチンコの性能実験の結果、底にまかれた水の上に微細なシンナー成分だけがあっても、あっという間に火が広がることを確認し、当時篭城者などが作ったパチンコで火炎瓶を飛ばしてみると平均28.4mが飛んだ」と明らかにした。検察はこれをシンナーによる火災発生でも鎮圧必要性を立証する実験結果と見ている。検察は「拘束された龍山4区域撤去民の中で数十億ウォン台の財産がある人もいる」として「言論で撤去民全員を‘家のない人々’と表現することには慎重にして欲しい」と注文したりした。
検察は当時連行した篭城者などの中で20人余りを起訴する方針だと知らされた。
ソク・ジンファン,クォン・オソン記者soulfat＠hani.co.kr
