原文入力:2010-09-01午後08:49:38(843字)
同じアパート入居者らの申告で露見…警察に捜査依頼
キム・ミンギョン記者
国民年金公団職員が自分が住んでいるアパート入居者たちの個人情報を無断で閲覧したことが明らかになり、公団が警察に捜査を依頼した。
全南、順天市、龍塘洞Dアパート入居者の一部は、去る3月頃 公団職員ヤン・某氏が自分たちの個人身上に対し言いふらしているという噂を聞いた。もしやと思い、公団に情報公開請求を行い、その結果 キム・某氏は去る1月8日に、イ・某氏は2008年6月と2009年8月に、ムン・某氏は2009年10月に個人情報が照会されていた事実を確認した。また別のキム・某氏は去る2月4日に自身の個人情報が閲覧された事実を知ることになった。彼は 「2月3日に公団ホームページに文を載せたが、その文を見て翌日、個人情報を問い合わせたようだ」と明らかにした。
これらの個人情報を閲覧した人は、推測したとおり同アパートの居住者会の運営スタッフを務めた公団職員ヤン氏だった。ヤン氏は所得と会社情報、家族関係、連絡先などを閲覧した。
アパート入居者たちは公団ホームページに申告をし、公団は内部監査を経て警察にヤン氏に対する捜査を依頼した状態だ。ヤン氏は「無断閲覧をしたのは事実だが情報を流出してはいない」として「アパートが不渡りになった状態で、建設を継続進行しようとしたが信頼問題があり個人情報を閲覧した」と話した。公団関係者は「警察の捜査結果が出れば、それにともなう懲戒を行う」として「個人情報検索機能制限、閲覧権限最小化、常時モニタリング専門担当人材増員など個人情報保護対策を強化している」と明らかにした。
キム・ミンギョン記者 salmat@hani.co.kr
原文: 訳J.S