原文入力:2010-08-29午後07:37:39(1329字)
募集人員の57%、修能・論述で選ぶ‘一般選考’
今年 先導大学に選ばれ… "政府支援を受けようとケチな手" 指摘
高麗大が最近確定した2011学年度随時募集要綱で大学修学能力試験(修能)と論述だけで選ぶ一般選考を入学査定官選考に含ませていたことが明らかになった。これに伴い、高麗大が教育科学技術部の入学査定官制支援事業に選ばれるために、入学査定官選考規模を膨らませたのではないかとの批判が出ている。
高麗大が先月28日、学校ホームページに公告した‘2011学年度随時募集要綱’を見れば、‘地域優秀人材、世界先導人材、科学英才、一般選考、社会貢献者、未来にKU選考は入学査定官選考’とされている。この内、一般典型の募集人員は1436人で入学査定官選考全体募集人員2506人の57%を占めている。
しかし一般選考の選考方法を見れば、募集人員の50%(718人)は書類選考と面接を受けず論述と修能だけで選抜する。修能最低学力基準を通過した学生たちを対象に論述考査を行い選抜する‘修能優先選抜’だ。一般的に入学査定官選考は査定官が参加する書類選考や面接を主要選考要素として反映する。
優先選抜対象ではない残り50%の学生たちは論述60%、学校生活記録簿(学生簿)教科36%、学生簿非教科4%を反映して選ぶ。こういう一般選考選抜方法は昨年と全く同じだが、昨年には入学査定官選考に含まれていなかった。
ユ・ソンニョンETOOS入試情報室長は「入学査定官が参加しない修能優先選抜を入学査定官選考に入れるのは‘目を隠して阿吽’とする形" と話した。
教科部と韓国大学教育協議会(大教協)は昨年6月に発表した‘大学入学査定官制支援対象選定評価基準’で△入学査定官が志願資格だけを審査する選考△修能優先選抜選考など入学査定官参加選考と見難い選考△単純機械式点数化などは入学査定官を活用した選抜人員から除外すると明らかにした経緯がある。
これに対して、高麗大入学管理処関係者は「一般選考の中で学生簿を反映する選考は志願するすべての学生たちの非教科を入学査定官が評価するので、入学査定官選考と見ることができると考えた」として「修能優先選抜は8月初めに大教協と議論する過程で入学査定官選考と認定しないことにした」と話した。しかしある入試専門家は「わずか4%だけを反映する非教科評価もやはり出欠状況や受賞実績などを単純点数に換算すること以上ではないだろうに、これを入学査定官選考と見ることができるのかは疑問」と話した。
高麗大は先月確定した随時募集要綱で、去る6月教科部の‘2010年入学査定官制支援事業’で最も多くの予算(最小6億ウォンから最大25億ウォン)を支援される‘先導大学’に選ばれ、‘形ばかりの入学査定官選考’を通じ政府支援を受けたという指摘が提起されるものと見られる。
チン・ミョンソン記者 torani@hani.co.kr
原文: 訳J.S