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済州の失踪者「事件虚偽終結」後、遺体で発見…李大統領「非常に悲痛」

事件を虚偽終結した警察官、298件の失踪事件を処理 
李大統領「警察の補完・刷新・改革案の策定」指示
24日、済州市翰林邑洙原里で、数カ月前に行方不明となっていたチャン・ミランさんと推定される遺体が発見され、警察が一帯を規制している/聯合ニュース

 済州で今年5月に行方不明となっていたチャン・ミランさん(37)とみられる遺体が発見された。警察が失踪届の提出された事件を解決しないうちに故意に終結してから101日。虚偽報告までおこなって失踪事件を隠蔽していた警察への批判が高まっている。

 済州警察庁は24日午前10時46分ごろ、済州市翰林邑でチャンさんとみられる遺体を収容したと発表した。現場からはチャンさんの携帯電話、失踪時に身につけていた衣類などが発見された。警察はDNA鑑定を実施して身元と死因を確認する予定だ。遺体はチャンさんが長期投宿していたペンションから直線距離で400メートル、徒歩で約5分のヤシ農場で発見された。警察の関係者は「犯罪に巻き込まれた可能性は低いとみられる」と語っている。

 チャンさんは5月12日午後10時15分に済州市翰林邑の自宅を出た後、連絡が途絶えた。3日後の5月15日午後6時43分、交際相手の男性が112番に失踪届を提出したが、済州西部警察署の失踪捜査チームに所属するB警長がわずか約2時間30分後に「失踪者と連絡が取れた」とうそをつき、事件を終結させていた。

 警察は、2カ月以上チャンさんを待ち続けていた家族がSNSで情報提供を呼びかけ始めて以降の今月20日になってようやく大規模な捜索を開始し、4日後に遺体を発見した。B警長が「無事だ」と語っていた別の60代男性失踪者も、22日に遺体で発見されている。

 済州地方裁判所はこの日、職務遺棄などの容疑で緊急逮捕されたB警長の逮捕適否審査で、「緊急逮捕は違法」だとして釈放を決定した。ただし、この事件を担当する専門捜査チームを設置した済州地検はこの日、B警長の身柄を確保するとして裁判所に拘束令状を請求した。警察は、B警長が昨年3月から失踪捜査チームで勤務しており、298件の失踪事件を処理したことを把握している。

 大統領府のカン・ユジョン首席報道官は、李在明(イ・ジェミョン)大統領が「警察の調査過程全体にわたり徹底した真相究明を行うとともに、事件の終結および指揮監督システム全般を点検する」よう指示したと語った。カン報道官は、李大統領が「非常に悲痛な思いを語り、無念を表明した」とし、「制度的な補完策、あるいは根本的な刷新策をはじめとして、警察そのものの改革案を策定するよう指示した」と述べた。

ソ・ボミ、シム・ウサム、チョン・ファンボン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/jeju/1274382.html韓国語原文入力:2026-08-24 17:39
訳D.K