原文入力:2010-07-22午前09:08:28(1309字)
‘出席学生 公式立場’明らかに
指導教授も "作り出す訳はない"
カン議員 弁明 偽り 判明
ファン・チュンファ記者
カン・ヨンソク ハンナラ党議員が‘女子大生セクハラ’発言を全面否認しているなかで、発言当時一緒にいた大学生たちが‘カン議員の(セクハラ)発言は事実’という公式立場を21日 明らかにした。
カン議員は20日 「該当女子学生から‘そういう話を聞いたことはない’という確認まで得た」と反論したのに続き、21日にはこういう内容を初めて報道した<中央日報>記者を相手に民・刑事訴訟を起こした。だが、当時参加した学生たちが公開的にカン議員を批判して出て、カン議員はセクハラ発言に続き 偽りの弁明をしたという批判を避け難い模様だ。
セクハラ発言の席にいた○大討論サークルの学生たちはこの日‘7月16日夕食会に参加した学生たちの立場’という文を各報道機関に送った。学生たちは「去る20日、言論に言及されたカン・ヨンソク議員の発言は実際にあった」として「カン議員が記者会見で該当の席にいた学生との電話通話に言及したが、これは通話内容を事実と違えて話したもので非常に遺憾と考える」と明らかにした。学生たちは続けて「該当学生はカン議員との通話で‘取材要請に応じなかった’という意味で話したものであり、カン議員の発言に対する対話はなされなかった」と強調した。学生たちは一日がすぎ立場を明らかにしたことについて「当時の状況を把握し事実関係を明確にしようと思い、その過程でやむをえず時間が必要だった」と説明した。
カン議員からセクハラ発言を聞いたK氏もやはり<ハンギョレ>との通話で「その日、明らかにアナウンサー職業に対する不適切な発言があった」と明らかにした。該当サークルのキム・某指導教授も「学生たちが悪い心を持ってそういう話を作り出す理由がない」と話した。
学生たちがこういう立場を明らかにする中で、ハンナラ党除名決定を受けたカン議員に対する議員職辞退圧力も強まっている。韓国アナウンサー連合会は、この日カン議員を名誉毀損疑惑でソウル南部地検に告訴した。連合会ソン・セジョン会長は「責任ある地位にある人として、公開謝罪とともに議員職を辞退しなければならない」と話した。イ・ミギョン民主党事務総長も「李明博大統領の候補時期の‘マッサージガール’発言以後、10種余り(類似の)事故があった」としてカン議員の議員職辞退を要求した。
一方、ペク・ヒヨン女性家族部長官はこの日「社会指導層要人による女性卑下発言に遺憾を表わし、セクハラ予防教育を強化するなど対策を準備する」と明らかにした。女性家族部は今回の懸案と関連して国会議員対象セクハラ予防教育の早急な実施を国会に要請する予定だ。
ファン・チュンファ、アン・チャンヒョン記者 sflower@hani.co.kr
原文: 訳J.S