原文入力:2010-07-06午後08:01:14(784字)
‘参加呼び掛け’Eメール回した職員
公開警告・勤務地変更
キム・ギョンナク記者
‘非労組’を経営方針として守ってきた三星で労組を設立しようとする試みが再び遮断された。
サムソンSDS大田支社に勤務するチェ・某(47)次長は、去る5日 350人余りの職員に‘先進労組を作ろう’という内容のEメールを回し参加を訴えた。だが、会社はチェ次長のメールをまもなく削除し、公開警告まで行った。チェ次長は6日<ハンギョレ>との通話で 「メールを送って30分後には会社側から社内メールを非業務用途に使うなという警告がきた」とし「会社がメールを思いのままに削除してもかまわないのか疑問」と話した。
三星はこれと共にチェ次長の勤務地を大田からソウルに変更すると通知した。チェ次長は「Eメールを回した後に、再びソウルに上がってこいとの(会社の)通知があった」とし「来週中に再びソウルで仕事をすることになりそうだ」と語った。チェ次長の労組設立試みは今回で2回目だ。彼はキム・ヨンチョル弁護士の暴露により‘三星秘密資金’波紋が生じた2008年8月に民主労組ソウル本部を通じ労組設立関連諮問を求めたが、これも会社によって遮断されたと語った。
労組設立を試みた理由についてチェ次長は「会社が借名口座を作るなど不法を犯した三星秘密資金事態を経験し、労組の必要性を痛感した」とし「私でなくとも多くの同僚たちが労組の必要性に共感しているが、子供の教育や解雇の恐れのために一歩を踏み出せずにいる」と話した。
キム・ギョンナク記者 sp96@hani.co.kr
原文: 訳J.S