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‘個人情報 露出症’国民年金公団 特別監査

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/429027.html

原文入力:2010-07-06午前08:34:01(1055字)
10万人 資料 職員が流出
福祉部・国家情報院 監査 実施

保健福祉部が国民年金公団の個人情報管理実態全般に関して国家情報院と共に特別監査を行っていることが確認された。これは年金公団職員が性暴行疑惑で警察の捜査を受ける過程で、10万件余りの個人情報を流出した事実があらわれたことに伴うものだ。

福祉部関係者は5日「先月4日、性暴行疑惑で警察に捕まった国民年金公団釜山コールセンター職員の車から約10万件の個人情報資料が発見された」として「これに伴い、先月17日から釜山コールセンターと公団本社を対象に資料流出経緯を含め個人情報管理実態全般に関して特別監査を行っている」と明らかにした。この関係者は「外部のハッキング可能性などを点検するため国家情報院が監査に参加している」と付け加えた。

公団関係者たちの話を総合すれば、公団釜山コールセンター課長のチョン・某(36)氏は去る5月31日釜山、海雲台区のある商店建物地下駐車場で30代女性を性暴行した疑惑で先月6日に警察に拘束され、警察の捜査過程でチョン氏の車のトランクから10万人ほどの名前と住所、自宅電話番号、携帯電話番号が書かれた書類の束が発見された。これらの情報は2007年から2009年までコールセンター職員たちと相談した人々の身上情報だ。

請願人相談関連資料はファイルに整理し文書保管庫に保管しなければならないが、チョン氏がA4用紙3箱分の資料を外に持ち出したのに、警察に摘発される時まで公団は情報流出を把握できなかったことがわかった。公団は釜山をはじめ全国5ヶ所にコールセンターを運営しており、他の地域でも個人情報が流出した可能性を排除することはできない。

特に公団が国会保健福祉委員会所属ユ・ジェジュン, ソン・スンミ ハンナラ党議員に出した資料によれば、チョン氏は今回の事件とは別に昨年9月 自身の業務と関係のない加入者個人情報90万件を検索した後、20万件を問い合わせ、この内3箱分量を出力した事実が明らかになり停職1ヶ月の懲戒を受けた。それでも公団は追加的な人事処置なしに継続して個人情報を扱う業務をチョン氏に任せていたことが分かった。

キム・ソヨン記者 dandy@hani.co.kr

原文: 訳J.S