原文入力:2010-07-05午後11:34:20(934字)
公共労組連盟 委員長 後をつけてきて見つかる
総理室 "勤務中ゴルフ 情報提供あり確認"
検察がイ・インギュ国務総理室公職倫理支援官などの民間人査察疑惑に対し捜査に着手するなど、波紋が大きくなっているなかで、総理室職員が韓国労働組合総連盟(韓国労総)幹部を車両で尾行したという主張が提起された。
韓国労総傘下の公共労働組合連盟ペ・ジョングン委員長は5日<ハンギョレ>との通話で「昨年12月、総理室職員と総理室に派遣された警察官に尾行された」と主張した。ペ委員長によれば、彼は12月のある日、京畿道楊州の自宅前飲食店で食事をした後、ソウル、汝矣島の国会議事堂へ向かった道で、一台の黒い乗用車が自分をずっと尾行している事実を発見した。彼は京畿道,高陽市,一山の閑静な道路に入り、尾行車両を止めた後で警察に申告したという。ペ委員長は「当時、車の中には2人がいたが、その内1人は浦項北部警察署所属で国務総理室に派遣された警察官という事実を確認したが、残り1人は身元を把握できなかった」と話した。
昨年12月は労組専従者賃金支給禁止と複数労組許容などの問題がかかった‘労働組合および労働関係調整法’の改定を巡り労働部と経営界、韓国労総、全国民主労働組合総連盟などが深刻な葛藤を生んでいた時だ。ペ委員長は当時チャン・ソクチュン韓国労総委員長に、労働部や経営界などと合意しないことを要求するなど反旗を翻した状態だった。
労働関連法改定や韓国労総内部葛藤などの問題は、今回の民間人査察波紋で論議の中心にあるイ・ヨンホ大統領府雇用労使秘書官の担当業務でもある。
ペ委員長の尾行主張に対し、総理室は「ペ氏は健康保険公団労組委員長出身職員として公企業職員が平日勤務時間中にゴルフをしているという情報提供があり、これを確認したこと」として「これは民間人査察とは関係がない」と明らかにした。チョン・チョンフィ記者 symbio＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
