原文入力:2010-07-05午前08:28:21(1111字)
日本 共同通信 報道…中国 強力反発 予想
米 核潜水艦 3隻 アジア太平洋地域‘異例的’入港
* 核航空母艦:ジョージ・ワシントン号
パク・ミンヒ記者,クォン・ヒョクチョル記者
米国の核推進航空母艦ジョージ・ワシントン号が韓-米西海合同軍事訓練参加のため、まもなく日本、神奈川県の横須賀基地を出発する予定だと香港<鳳凰衛星テレビ>などが日本<共同通信>を引用し4日報道した。
ジョージ・ワシントン号は先月14日、長期任務を帯びて基地を出たが、計画を修正し3日に横須賀基地に戻り、米軍消息筋らは西海で実施される韓-米合同軍事訓練に参加するためジョージ・ワシントン号がまもなく基地を発つと明らかにしたと通信は伝えた。
中国が韓-米西海合同軍事訓練に反対した核心理由が、米国核推進空母の参加だったために、実際にジョージ・ワシントン号が訓練に参加する場合、韓・米と中国間の葛藤が一層高まるものと見られる。中国専門家たちはジョージ・ワシントン号が西海に入れば、北京、天津、遼東半島など中国の戦略的要衝地が600kmの作戦半径内に入ることになると指摘している。中国人民解放軍の馬曉天副参謀長は1日「西海は中国領海と近いため韓-米合同軍事訓練に強力に反対する」と公開的に明らかにした。
米海軍の大型潜水艦3隻が先月28日釜山などアジア-太平洋地域港に入港し、このように同時に核潜水艦がこの地域に姿を表わしたことは冷戦終息以後、異例なことだと<サウスチャイナ モーニングポスト>が4日報道した。釜山にはUSSミシガン号、フィリピン、スビック湾にUSSオハイオ号、インド洋のティエゴガルシア基地にUSSフロリダ号が入ってきたとこの新聞は伝えた。専門家たちはこの3隻には陸上目標物を打撃するためのトマホーク ミサイル462基を搭載でき、これは米海軍第7艦隊トマホーク ミサイル戦力の60%を占めると指摘している。
韓-米西海合同軍事訓練は当初6月初めに予定され、国連安保理での天安艦論議などと関連して2度延期された状態だ。国防部側は去る5月末、ジョージ・ワシントン号など米第7艦隊の核心戦力である航空母艦10隻余りが西海訓練に参加すると発表したが、参加規模の変更有無に対してはまだ明らかにしていない。
北京/パク・ミンヒ特派員、クォン・ヒョクチョル記者 minggu@hani.co.kr
原文: 訳J.S