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来年度 最低賃金 時間当り 4320ウォン

https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/428794.html

原文入力:2010-07-04午後08:51:37(835字)
引き上げ率 5.1%…歴代4番目に低い

チョン・チョンフィ記者

来年、適用される最低賃金が今年分(時間当り 4110ウォン)から5.1%(210ウォン)上がった4320ウォンに決定された。
最低賃金委員会(委員長 ムン・ヒョンナム)は去る2日夜8時から3日明け方まで全員会議を開き、公益委員らが提示した‘4320ウォン’案を巡り労働界委員と公益委員が表決したあげく賛成16票、反対2票で可決されたと明らかにした。経営界側委員9人は「4320ウォンはあまりに高い」として、表決に先立ち退場した。

2011年最低賃金を月給に換算すれば、1ヶ月に209時間(週当り40時間)仕事をする労働者は90万2880ウォン、1ヶ月に226時間(週当り44時間)仕事をする労働者は97万6320ウォンだ。

委員会は 「引上げ率5.1%は世界的な経済危機の影響を受けた前年度の2.75%より2.35%高い水準」として「(労働界と経営界の意見の差異が大きくて)これを調整するのに多くの困難があった」と明らかにした。5.1%の引上げ率は1988年最低賃金制度が施行された以後、1999年分(2.7%),2010年分(2.75%),2000年分(4.9%)に続き4番目に低いものだ。

最低賃金は1650万人余りに及ぶ全体労働者に適用される。労働部は今回の最低賃金引き上げにより直接恩恵を受ける労働者が233万6000人余りに達すると明らかにした。

最低賃金委員会が決定内容を労働部長官に提出し、長官はこれを告示し労使双方に10日以上の異議申し出期間を与えた後に確定した金額を8月5日最終告示する。

チョン・チョンフィ記者 symbio@hani.co.kr

原文: 訳J.S