原文入力:2010-07-01午後07:28:59(842字)
"教科部指示は越権…一斉試験参加 生徒に任すべき"
パク・イムグン記者
進歩指向のキム・スンファン全北道教育長は来る13日に行われる全国一斉試験と関連して「一斉試験の選択権は全面的に生徒に任せなければならない」と1日 明らかにした。キム教育長は特に教育科学技術部が一斉試験の代わりに体験学習を承認した教師たちに対し懲戒を要求する場合、拒否すると明らかにし、教科部との摩擦が予想される。
この日就任したキム教育長は全北教育庁で記者らと会い「一斉試験実施可否は教育長が決めなければならない権限であり、教科部がこうしろああしろと言うのは越権」としつつ「今回の全国一斉試験参加可否も生徒に任せるべきで、参加しなかった生徒は代替体験学習を承認してあげなければならない」と話した。これと関連してキム教育長はこの日、全北地域市・郡教育庁に代替体験学習プログラムを用意するよう指示した。
しかし、こういう方針は「生徒の体験学習を承認する学校長と教師は懲戒する」という教科部の指示と相反する。これに対してキム教育長は「教科部が体験学習を承認した教師などに対し懲戒を要求しても、これを拒否する」とし「来る9・12月に実施する道単位一斉試験と市・郡教育庁別に実施する一斉試験も全て廃止するだろう」と話した。
憲法学者のキム教育長は、民主労働党に加入し党費を出した疑惑で起訴された全北地域全国教職員労働組合所属教師3人の懲戒問題と関連して「法律家として検討した結果、2人は懲戒時効が過ぎており、1人は法違反程度が軽微と判断される」とし「上位法に背反しない範囲で教育長権限を行使する」と明らかにした。
全州/パク・イムグン記者 pik007@hani.co.kr
原文: 訳J.S