原文入力:2010-06-30午後10:00:42(1743字)
パク・ヨンハ氏 自殺の便りに日本ファンたち衝撃
‘冬のソナタ’後、韓国以上に愛されて
ナム・チウン記者
←日本で故パク・ヨンハがスターダムに上がったドラマ<冬のソナタ>。左から2番目が<冬のソナタ>のサンヒョク役で出演したパク・ヨンハ. <ハンギョレ>資料写真
"別の人だろうと思った程、信じられなかったです。日本で彼は演技も上手く歌も上手い王子様のようなイメージで人気がありました。" パク・ヨンハが好きで韓国語を勉強したし、今韓国で日本語を教えている佐藤サキ(26)は<ハンギョレ>との電話通話で涙声で 「あまりに驚いて涙すら出ない」と話した。
30日午前5時30分、パク・ヨンハが自宅で自殺したと知られるや日本のファンたちも衝撃に包まれた。パク・ヨンハは2002年ドラマ<冬のソナタ>のサンヒョク役で韓流スターになった後、2003年から5年余り国内での作品活動は中断し日本で活動して韓国より日本でさらに多くのファンたちに愛された。
日本では主に歌手としての活躍が盛んだった。2004年11月17日に発売したシングル レコード<行かないで下さい>は韓国男性歌手としては初めてオリコンチャート10位圏に進入した。2006年に発売したアルバムはオリコン1日チャート3位、2009年7月に発売したミニアルバム<ワンス イン ア サマー >はオリコン デイリーチャート6位、ウィークリーチャート14位に上がるほど粘り強く愛された。韓国歌手としては初めて4年連続ゴールデンディスク賞を受賞し、夢の舞台である東京武道館でコンサートも開いた。コンサートの度に2万人余りが集まるなど日本国内での彼の人気は‘ヨン様’ペ・ヨンジュンと比肩されるほどだった。
日本言論は韓国で発表される彼の自殺関連の報道ををリアルタイムに伝えている。ヤフージャパンではパク・ヨンハ自殺の便りが報道され1時間もならずに‘パク・ヨンハ’が検索語順位1位に上がった。<毎日新聞>はインターネット版で 「パク・ヨンハ氏、自殺か」という題名の記事を出し「胃癌末期患者の父親のために精神的に疲れ自殺の可能性がある」と報道した。<読売新聞>も「パク・ヨンハ氏死亡、自宅で首を括った」という記事で「警察が自殺と推定し死亡原因や経緯などを調査している」と書いた。ヤフージャパンには「自殺パク・ヨンハ氏、末期癌父親の看病疲労?」と伝えるなど、日本では主に死因に関する記事が相当部分上がってきている。日本放送とワイドショーでもこの日昼、彼の自殺の便りを詳しく伝えファンたちの残念な反応も大きく扱ったと日本ニュース専門媒体の<JPニュース>は報道した。
ファンたちもブログなどにリアルタイムで彼の死を惜しむ文を載せている。 「ヨンハちゃんが死亡したのが事実とは信じられない」「いつも笑っている顔が印象的な俳優だったのに、そんなわけがない」として、事実とは信じられないという内容が大部分だ。午前一時、彼の日本ファンクラブ ホームページは接続できなくなりもした。ヤフージャパンは「中国ファンたちも‘嘘だろう? 偽りだ’等、死を受け入れられずにいる」と伝えた。パク・ヨンハは黎明,張曼玉等が演技した<チョムミルミル>の韓国リメーク ドラマ<ラブソング>に出演する予定であり中国でも関心が高かった。
パク・ヨンハは去る5月19日に9番目のシングル アルバムを出し、6月中旬から日本でコンサートをしていた。9月初めまで東京、大阪、福岡など14都市で18回の公演が予定されていた。去る19日に神奈川県、横須賀芸術劇場(神奈川)を始め、26日には埼玉県川口市で公演を終え、ひとまず韓国に戻って来た状態であった。彼は7月2日には兵庫県、神戸国際会館でコンサートを開く予定だったが、彼は二度と舞台に立つことはできなくなった。
ナム・チウン記者myviollet@hani.co.kr,写真<JPニュース>提供
原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/entertainment/428244.html 訳J.S