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【韓国大規模山火事】災害対応当局「死者28人に…死傷者60人」

登録:2025-03-28 08:42 修正:2025-03-28 09:26
22日に発生した義城の山火事が5日目に入った26日夜、英陽郡立岩面の国道に火が迫っている=キム・テヒョン記者//ハンギョレ新聞社

 行政安全部の中央災害安全対策本部(中対本)は、27日午後8時現在、慶尚圏の山火事で死者28人、負傷者32人、計60人の死傷者が発生していると発表した。

 中対本の報告書によると、今回の山火事で慶尚北道では24人が死亡し、21人が負傷した。

 今月25日に行方不明になっていた90代の高齢者が27日午後に、慶尚北道盈徳(ヨンドク)での消火作業中に行方不明になっていた山火事監視員のAさん(69)が同日午前にそれぞれ発見されたことで、死者は前日から2人増えた。慶尚南道山清郡(サンチョングン)は死者4人、負傷者9人。蔚州郡温陽邑(ウルチュグン・オニャンウプ)は負傷者2人。

 27日午後6時現在、消火作業が行われている大中規模の山火事地域は7地域で、山林の被害面積は3万8665ヘクタールと集計されている。これはソウルの面積の50%を超える規模で、過去最悪。

 避難者数はこの日午後7時現在で3万7826人で、うち2万9290人がすでに帰宅している。

 現在までに山火事の被害を受けた住宅や工場などの施設は2639棟。

 この日午後6時現在の鎮火率は慶尚南道山清・河東(ハドン)81%、慶尚北道義城(ウィソン)62%、安東(アンドン)62%、盈徳55%、英陽(ヨンヤン)60%、青松(チョンソン)80%、全羅北道茂朱(ムジュ)95%。

チャン・スギョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/area_general/1189344.html韓国語原文入力:2025-03-27 22:41
訳D.K

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