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‘拷問警察’背景に‘実績競争’があった。

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/426421.html

原文入力:2010-06-18午後10:37:31(979字)
該当チーム勤務評価 最上位 検察、刑事処罰 表わして

チョン・ジンシク記者

職権濫用暴行疑惑で検察捜査を受けているソウル、陽川警察署警察官らが拷問・苛酷行為を犯した背景には、的外れな‘実績積み’競争があったものとみられる。該当強力チームは昨年9月から今年3月まで内部勤務評価順位(6ヶ強力チーム)で1位3回、2位2回を記録していたことが18日 確認された。7ヶ月間この警察署で最も卓越した実績を上げたのだ。陽川警察署のある幹部は「普段そのチームが犯人検挙実績が高いとうわさが立っていた」とし「人権委発表のとおりならば実績を多く出そうとして、そのような事を犯したようだ」と話した。実際に人権委調査発表後、一部警察官らの間では 「実績に追いたてられて特進に首をくくるせい」という自嘲的な声が出てきている。

一方、ソウル南部地検は18日 「強力チーム警察官5人を19~20日頃に再び呼び調査する予定」と明らかにした。イ・ヨンニョル次長検事はこの日 「警察署から押収した閉回路テレビ(CCTV)資料を分析する作業がほとんど終わった」とし「調査状況によって警察官らの身分が調査対象者から被疑者に変わることもある」と話し、刑事処罰の可能性を表わした。また、検察は強力チーム事務室CCTV資料の中から3月9日~4月2日付記録が削除されていたことを確認し、警察署次元で組織的な隠蔽の試みがあったかどうかも確認中だと知らされた。

先立って検察は去る4月7日、陽川署状況室から31ヶCCTV全体画面が録画されたコンピュータ ハードディスク1ヶ月分(1500ギガ分量)を持ってきた後、2ヶ月以上かけ分析作業を行った。イ次長検事は‘検察がのろま捜査をしているのではないか’という一部の指摘に対し 「4月1日に情報提供受付の後、直ちに警察署留置場監察を始めた」とし 「CCTV資料が削除されたとすれば復旧が可能かなどを依頼するなど分析作業に時間が長くかかった」と説明した。 チョン・ジンシク記者 seek16@hani.co.kr

原文: 訳J.S