原文入力:2010-06-15午後08:55:48(851字)
‘火の海 警告’以後 特異動向
クォン・ヒョクチョル記者
軍事境界線付近の対北韓放送拡声器設置と関連してソウルを火の海にすることもできるという去る12日の北韓人民軍総参謀部による重大布告発表以後、北韓軍の特異動向が捉えられていることが分かった。
軍消息筋は15日 「(政府が対北韓対応措置を発表した)先月24日以後、中東部戦線北韓軍前方境界警戒所(GP)の銃眼(銃砲を射撃することができるように警戒所に開けた穴)が開放されたことに続き、最近になって直射砲が設置され、北韓軍の軍事境界線偵察回数が増えた」と話した。
この消息筋は「先月末から始まった江原、鉄原地域を引き受けている北韓軍部隊の火力誘導訓練が続いている」と話した。北韓軍が標的の座標を入力し精密打撃をする火力誘導訓練をするのは南側が対北韓放送用拡声器を設置した場合、これを照準撃破射撃するという意志の表現と解釈される。
北韓軍は軍事境界線付近地被に14.5㎜機関銃、82㎜無反動砲、迫撃砲などを、非武装地帯北側に76㎜、105㎜砲を配置したと知られた。北韓地被から南側が設置した対北韓拡声器までは、近いところで2kmなので拡声器は北韓軍火気の射程距離内にある。
対北韓拡声器は軍事境界線一帯など11ヶ所に設置されている。軍当局は北韓の地被から拡声器が見えないように軍事境界線南側に大型目隠し板を設置したと知られた。
合同参謀関係者は「北韓軍の‘ソウル火の海’発言以後、軍事境界線一帯で偶発的な衝突可能性があるため、軍指揮官らは定位置に待機し対備態勢を強化している」とし「北韓が挑発する場合、数倍規模で応懲する準備態勢が整っている」と話した。
クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr
原文: 訳J.S