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ハン・サンニョル牧師 許可なく北韓訪問

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/425463.html

原文入力:2010-06-13午後09:57:42(891字)
平壌‘6・15共同宣言’行事 参加

ソン・ウォンジェ記者

政府が南側の人々の開城工業団地と金剛山以外地域への北韓訪問を全面禁止した中で、韓国進歩連帯常任顧問のハン・サンニョル牧師が12日、当局の承認を得ずに平壌を訪問した。

北韓<朝鮮中央通信>は12日「南朝鮮統一人士 ハン・サンニョル牧師が平壌に到着し、飛行場でアン・ギョンホ委員長をはじめとする6・15共同宣言北側委員会構成員が彼を同胞の愛情をもって迎えた」と報道した。ハン牧師は空港到着直後「歴史的6・15宣言採択は南北対決を終わらせ平和時代を開いた事変」としつつ「民族の和解と平和、統一に尽くすため命をかけて平壌にきた」という声明を発表した。

ハン牧師は6・15共同宣言10周年記念南北海外共同行事の平壌開催が南側当局の不許可で失敗に終わり、去る5日に出国し中国を経て平壌に到着したと知られた。韓国進歩連帯関係者は13日「ハン牧師の北韓訪問は私たちもマスコミの報道を見て知った」としつつ「個人的決断で決行したものと見える」と話した。

統一部当局者は「ハン牧師の北韓訪問申請が受け付けられていない」として「政府の承認のない北韓訪問は交流協力法違反である以上、帰ってくれば法に従い処理することになるだろう」と明らかにした。この当局者は「国家保安法違反有無はハン牧師の北韓訪問目的と活動などを考慮し公安当局が検討することになるだろう」と付け加えた。

ハン牧師は1986年から全北全州の告白教会担任牧師を受け持っている。2001年に結成された統一連帯常任代表として統一運動を展開し、2007年に統一連帯が韓国進歩連帯に変わった後、常任代表と常任顧問を順に引き受けた。進歩連帯常任代表だった2008年8月には、米国産牛肉輸入反対ろうそく集会を主導した疑惑で拘束されもした。

ソン・ウォンジェ記者

原文: 訳J.S