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[単独] 天安艦 事故当時 合同参謀議長‘爆弾酒 泥酔’

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/425170.html

原文入力:2010-06-11午前08:28:50(1615字)
軍 時間操作・‘魚雷推定’報告 欠落
監査結果 中間発表 "25人懲戒" …TOD動画も故意に編集

クォン・ヒョクチョル記者,イ・ヨンイン記者

イ・サンウィ合同参謀議長が天安艦沈没事故が発生した去る3月26日夜、酒に酔って事実上‘指揮責任’を放棄していたことが分かった。また、軍当局は警戒失敗と初動対処の誤りに対する非難などを避けるため、天安艦事故時刻を勝手に修正し、間違って発表した事故時刻を正当化するため熱像監視装備(TOD)動画の一部のみを編集して言論に公開したことが明らかになった。

監査院は10日‘天安艦沈没事件対応実態’監査結果中間発表を通じ 「戦闘予防・準備態勢および状況報告・伝播、危機対応措置、軍事機密管理などにおいて国防部と軍の対応に多数の問題点が確認された」とし「このような責任を問いイ・サンウィ合同参謀議長をはじめとする国防部および主要軍指揮部25人に対し懲戒など適正な措置をするよう国防部に通知した」と明らかにした。懲戒対象者は将軍級13人(大将1人、中将4人、少将3人、准将5人)と佐官級10人(大佐9人、中佐1人),国防部高位公務員2人だ。ここにはパク・ジョンファ海軍作戦司令官、ファン・チュンソン合同参謀合同作戦本部長、キム・ドンシク2艦隊司令官などが含まれていることが分かった。

パク・シジョン監査院行政安保監査局長はこの日の記者会見で「イ・サンウィ合同参謀議長が懲戒対象になったことは指揮責任と個人的責任が同時にある」と話した。しかしパク局長はイ合同参謀議長の個人責任が具体的に何なのかについては「適切でない」とし明らかにしなかったため、‘縮小発表’という指摘が出ている。

イ・サンウィ議長の指揮責任問題と関連して複数の軍消息筋は「イ議長は天安艦事件当日、鶏龍台で開かれた軍合同性討論会の後、夕食の席で泥酔した状態でKTX(高速鉄道)で上京した」とし「以後、事故当日夜10時42分頃、国防部指揮統制室に到着し長官主管状況評価会議に10分余り参加した後、事実上仕事をせずに寝たと理解している」と話した。合同参謀議長は27日未明、国防部指揮統制室から離脱した事実も監査の結果あらわれた。李明博大統領はこのような監査結果の報告を受けた後、大きく怒り人事措置を指示したと伝えられた。

これと関連して監査院の関係者は「イ・サンウィ合同参謀議長が鶏龍台合同性討論会後の夕方会食席で爆弾酒など酒を10杯ほど飲んだ事実を閉回路TV(CCTV)で確認した」として「イ議長が事故当日に酒を多く飲んだことは事実」と話した。

合わせて今回の監査院監査の結果、合同参謀は海軍作戦司令部(海作司)から事件発生時刻を夜9時15分と通報されたが、以後9時45分に修正しキム・テヨン長官に報告したと調査された。合同参謀は海作司から爆発音聴取など外部攻撃による事故の可能性などの報告を受けても、これを削除し上部に報告した。パク・シジョン局長は「合同参謀が事件時刻を直したことは、初動対処不十分と警戒不良という非難を受けることを避けるためのもの」と明らかにした。

また、国防部と合同参謀は沈没事件前後の熱像監視装備動画が事件当日夜9時25分38秒から録画されているという事実を知りながらも、9時35分8秒以後の映像だけを編集し公開した。監査院は「軍が事故時刻を当日夜9時45分から9時30分に修正し発表したが、追加動画が言論に出て行くや既に発表した事故時刻維持が難しく隠したと見られる」と明らかにした。クォン・ヒョクチョル、イ・ヨンイン記者 nura@hani.co.kr

原文: 訳J.S