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韓国野党「佐渡鉱山の拙速追悼式…日本政府の顔色をうかがうのか」

登録:2024-11-22 06:40 修正:2024-11-22 07:40
国会外交統一委員会の野党議員 
24日の日本での「佐渡鉱山追悼式」に関して声明書
ユネスコ世界遺産に登録された日本の新潟県佐渡鉱山の内部に模型が設置されている/聯合ニュース

 韓国国会の外交統一委員会の野党議員たちは、24日に予定された日本の「佐渡鉱山(佐渡島の金山)追悼式」と関連し、「日本政府に免罪符を与えるための形だけのものでないならば、なぜこのように拙速に進めるのか」と政府を批判した。

 外交統一委所属の共に民主党・祖国革新党の議員たちは21日、共同声明書を出し「この追悼式は韓国政府が大々的に掲げてきた成果の一つ」だとし、「(にもかかわらず)『佐渡島の金山追悼式』として進められており、この追悼式が『強制動員された朝鮮人労働者』のための追悼式なのかさえ明白でない」と指摘した。佐渡鉱山には日帝強占期(日本による植民地時代)に朝鮮人が強制動員されたが、佐渡鉱山がユネスコ世界文化遺産に登録された7月、韓国と日本は強制動員被害者の追悼式を開くことで合意した。ところが、24日に新潟県佐渡市で開かれる初の追悼式は、強制動員の有無が分からないよう、「『佐渡島の金山』追悼式」として執り行われる予定で、日本政府側の高官が出席するかどうかも不明な状況だ。

 野党議員たちは「両国が約束した初めての追悼式であるだけに、『佐渡鉱山』に刻まれた『日本による植民地時代の強制動員』という私たちの苦痛の歴史をもう一度振り返り、被害者を追悼できるようにすべきだった」と指摘した。それと共に「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は『こっそり追悼式』、『不透明な追悼式』で拙速に進めている」として「私たちの歴史を隠したいのか、それとも依然として日本の顔色を伺っているのか」と問い詰めた。

 議員たちは「政府は今からでも拙速追悼式を延期し、追悼式関連の進行内容と詳細状況を国民に公開し、十分に説明せよ」と要求した。

野党議員らが光復節の8月15日、東京の参議院議員会館で記者会見を開き、ユネスコ世界文化遺産に登録された佐渡鉱山に日帝強占期の朝鮮人強制動員の歴史的事実が十分に反映されていないとし、日本政府にこの事実を明確に表記するよう求めている/聯合ニュース
キ・ミンド記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1168465.html韓国語原文入力:2024-11-21 11:17
訳H.J

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