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城南市 豪華庁舎売却 推進

原文入力:2010-06-10午前09:02:41(1835字)
イ・ジェミョン当選者 "商業施設に用途変更計画"

イ・ギョンミ記者

豪華庁舎論難をかもした城南市庁舎が業務・商業施設に用途変更され民間に売却される方案が推進される。
イ・ジェミョン(45・民主党)京畿城南市長当選者は9日<ハンギョレ>記者と会い「業務施設用地に建てられた城南市庁舎の場所を商業施設などが入れる方向に用途変更する計画」としつつ「城南市の中央に位置した市庁舎の資産価値は7千億~8千億ウォンに達し、売却差益として得ることになる資金は市民の教育と医療・福祉施設予算に使いたい」と明らかにした。

イ当選者は 「現在は市庁舎を直ちに売却できる状況ではないが、中・長期的に庁舎を売却し業務・商業施設として使えるよう都市計画を調整する方針」とし「これを実現しようとするのは容易ではなく相当な時間がかかるだろうが必ずそうしたい」と話した。

イ当選者は選挙運動過程でも「後ろ指を指される豪華市庁舎を改造し、まず託児・教育・文化空間として活用し、長期的にはこれを必要とする大企業などに売却する方案を用意する」と明らかにした。

一方、やはり豪華庁舎という非難のために開庁式もできず去る4月8日からこっそりと引越ししたソウル、龍山区の新庁舎と関連してソン・チャンヒョン(55・民主党)龍山区庁長当選者も今後、住民の意を反映し新庁舎を活用すると明らかにした。

チャ・ソンス(53・民主党)衿川区庁長当選者は庁舎空間を社会的働き口支援センターなどの住民施設として多く活用すると明らかにした。

城南/キム・キソン記者、イ・ギョンミ記者 player009@hani.co.kr

イ・ジェミョン城南市長当選者の人生は劇的だ。貧困のため中学校進学をあきらめ12才の幼い年齢で工場で働き産業災害で腕にケガをし障害者(身体障害6級)になった。以後、検定試験を経て司法試験に合格した後、庶民を抱える弁護士として活動し人口100万都市の市長に新たになった。市民との疎通を重視する彼と<京郷新聞>とのインタビュー内容を紹介する。

"してはならない事業だが突然許認可をすれば正すことが難しい。"

 イ当選者は当選するや城南市に緊急でない行政行為の中断を促した。論難の絶えない‘FunStation(訳注:教育文化施設)外資誘致’を含め、この間推進された事業に対する再検討が必要だと判断した。豪華庁舎として非難を受ける新庁舎は売却し板橋新都市基盤施設拡充と壽井・中院区再開発地域リモデリング予算として使う方案を考慮している。彼は「去る期間に発生した誤りは特別な場合を除き責任を問わないが、新しい行政行為とこれと関連した不法・不当行為は厳重に責任を問う」と話した。

 彼は無償給食は義務教育の一部なので管内小学校と中学校に続き、幼稚園を含む国・公立保育施設にまで拡大する計画だと付け加えた。

 市民の多様な意見を取りまとめる‘市政改革委員会’も設置する。イ当選者は「この委員会は野5党と市民社会団体そして地域国会議員など与野党区分なしに総網羅し構成する計画」とし「今後、市政の重要な方向はこの委員会で議論しここで決定された事項は特別な事情がない限り市政に積極的に反映する」と話した。

 イ当選者は「人事請託公務員に必ず不利益を与える」と強調した。今後、徹底した検証システムを通じ無能・無責任な人が要職に座ったり昇進することが絶対に無いと強調した。市民中心の思考を持った誠実な人を登用するというのが彼の考えだ。

 任期内に解決しなければならない懸案としてはウィレ新都市事業権獲得、壽井・中院区再開発全面再検討、市立病院設立、盆唐リモデリング、統合市阻止などを挙げた。例年的な年末行事である歩道ブロック交替などいわゆる‘土木作業予算’は大幅縮小する代わり働き口・医療・教育・福祉事業などを拡大する方針だ。

 イ当選者は法務法人セギル代表で、中央大法大と暻園大学院行政学科(修士)を卒業した。城南参与連帯執行委員長・民主党大統領候補秘書室副室長を務め民主弁護士会国際連帯委員会と民主党副報道担当者として活動してきた。

 eニュースチーム
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/424857.html 訳J.S