原文入力:2010-06-07午後10:45:31(1758字)
親パク "大統領府世論伝達システム故障" 人的刷新 要求
親イ "内部で原因探すべき" 党の体質改善に重点 置く
アン・チャンヒョン記者,イ・ジョンエ記者
←ハンナラ党キム・ムソン院内代表(前列左側2番目)と所属議員らが7日午後、国会で開かれたワークショップで進行を引き受けたアン・ヒョンファン議員の発言を深刻な表情で聞いている。 タク・ギヒョン先任記者 khtak@hani.co.kr
与党研鑽会の表情は百家争鳴だった。‘大統領を除き大統領府を全て変えよ’等、国政刷新要求があふれた。ハンナラ党は7日午後、国会で議員研鑽会を開き地方選挙の敗因診断と解決法処方を巡り激論を行った。午後遅くまで30人余りが発言台に立った。
大統領府刷新論は相対的に親朴槿恵系側の声が大きかった。親パク系統のク・サンチャン,キム・テファン,ソ・ビョンス,イ・ソンホン,ユ・ギジュン議員などは大統領府参謀らを狙い強力な人的刷新とシステム改善を要求した。これらは「世論が大統領府に伝えられるシステムが故障した」と指摘し、「与党が大統領府の挙手機に転落した」と指摘した。
親李明博系統は主に‘党の体質改善’を要求した。大統領府を狙った発言は親パク系統に比べ相対的に少なかった。チョン・ミギョン,チン・ソンホ議員など一部親イ系は「選挙に敗れたからと大統領を攻撃してはいけない」とし刷新論の火が大統領府側に広まることを遮断しようとした。
党の問題点については20~30代有権者と党の疎通断絶に注目する声が大きかった。親イ系のカン・スンギュ議員は「ニューメディアで若年層と疎通するべきなのに、今 ハンナラ党は横断幕とスポークスマン説明だけをしている」と主張した。やはり親イ直系のキム・ヨンウ議員は「若年層が投票することを恐れる状況が残念だ」とし「選挙の時に年配の方々に票をくれと言っておいて、選挙に敗れた後には世代交代を主張するのも間違い」と話した。シム・ジェチョル議員は「今回の選挙ではツイッターにやられた」と表現した。
ラジオ放送インタビューなどで強行発言を吐き出した親イ系議員らは、この日の研鑽会では大きな声を出さなかった。去る6日 首都圏などの初当選議員23人が緊急に会合し‘全面的国政刷新’を要求したことに比べ発言水位が明確に低くなった。
この日の研鑽会では‘朴槿恵代案論’も時おり出てきた。中立に分類されるキム・ドンソン議員は「派閥解体を宣言しパク前代表を党の顔として推戴しよう」と提案した。チン・ソンホ議員は‘朴槿恵総理論’を展開した。
この他にチョン・ミギョン,イ・エジュ,チョン・ヨオク議員などは‘公認の誤り’を、キム・クムネ,キム・ハクソン,キム・ヒョジェ議員などは‘保守の分裂’を敗因に挙げた。全党大会時期を巡っては早期開催論と延期論がするどく対抗した。世宗市については誰も発言しなかった。研鑽会場の外では刷新論に対する批判も出てきた。ソウル地域のある初当選議員は親イ系を狙い「刷新を話す議員らの中には世宗市、4大河川事業などで先鋒を担いだ人々も多い」とし「整風運動を主張する主体が誤った」と話した。選挙に深く関与した親イ系が刷新論を主導することは自己矛盾だという指摘だ。裁判所判決に従わず全教組教師名簿公開を強行した結果が‘進歩指向教育長躍進’というブーメランに戻ったことに対し、名簿公開を主導した一部親イ系議員らが刷新の声を高めるのは矛盾という声も聞こえた。
ハンナラ党はこの日の研鑽会から出た意見を土台に最高委員会議を開き、非常対策委構成と全党大会日程を確定する予定だったが、色々な意見がきっ抗し後送りすることにした。キム・ムソン院内代表はまとめ発言を通じ「非常対策委の構成は多様な意見を取りまとめるために派閥と世代などを考慮し構成し、全党大会の時期は意見収斂がさらに必要だ」と明らかにした。
アン・チャンヒョン、イ・ジョンエ記者 blue@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/424546.html 訳J.S