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"ソウルでもルームサロン性接待…検事 名刺 公開"

原文入力:2010-06-07午後04:41:17(1944字)
PD手帳 8日‘検事とスポンサー’ 2編 放送
検察 饗応接待・わいろ授受 情報提供 相次ぐ

←<文化放送>‘PD手帳’放送 キャプチャー

検察とスポンサーの饗応接待論難を扱った‘検事とスポンサー’ 2編が8日、お茶の間に登場
<文化放送>(MBC)は8日夜11時15分から放送される‘PD手帳’で、去る4月20日‘検査とスポンサー’1編が放送された以後にも絶えなかった検察とスポンサーの黒い癒着を扱う計画だと7日明らかにした。<文化放送>はこの日に出した報道資料で、キム・ジュンギュ検察総長が検察のスポンサー論難がふくらむや「検察ほど清潔なところがどこにあるか’と反問したが、検察饗応接待に対する情報提供は減らず、情報提供の中には最近まで行われていた検事または、検察公務員のわいろ授受疑惑も相当数あると紹介した。

 製作スタッフはソウルのあるルームサロン女性従業員の証言を集中取材した。"彼女は検事たちから受け取った名刺だけで10枚を越えると言った。わずか1,2ヶ月前も検事たちが寄って行ったし、相変らず彼女が管理する対象の中で少なくない数が検事だという話だ。驚くべきは、彼女が管理する検事たちの中で一部はルームサロンにくるときは弁護士とその依頼人と共にくるという点だ。計算は弁護士たちの役割だ。彼女は検事、弁護士、依頼人が一緒に一つの席で自然に請託がなされ、この席で少なくないケースで性接待まで続いたと言った。彼女はその中のある検事とある検察捜査官の名刺を公開した。"

 製作スタッフは続けて最高検察庁内部資料を分析し、検察内部の監察機能がまともに作動していないということを指摘する。製作スタッフは「昨年ソウル地検人事係長とソウル高等検察庁監察係長がルームサロンで性接待が含まれた饗応を受けたという陳情書が最高検察庁監察府に受け取られた」とし「監察資料を確保し確認した結果、性売買をしたというルームサロン女性従業員らの陳情書が提出されたが、最高検察庁監察部は証人調査を行わずに‘証拠なし、代価性なし’と結論付けた」と明らかにした。

 製作スタッフはまた、前職検察捜査官と前現職犯罪予防委員に会い、検察組織のスポンサー慣行を繰り返し告発する。製作スタッフは「大韓石炭公社の下請け業者社長だったC氏が春川地検江陵支庁のK係長に性接待を含む接待をしたと記録した饗応日誌を土台に昨年K係長を検察に告発したが、K係長は一切の懲戒を受けなかった」として疑惑を提起した。

 製作スタッフは前職検察捜査官O氏を通じ、検察の会食文化についても厳しい忠告をする。 「O氏は製作スタッフに公務員の月給では過度な会食費を賄えずスポンサーを置くことが避けられないと話した。O種によれば、部署別に200~300万ウォンほど支出される夕方会食を月に2~3回持つ。この計算は席に参加した序列1位が全て計算する。そのために公務員の月給では過度な会食費を賄えずスポンサーを置くことが避けられない。O氏は検察構成員らが高級酒の席を選び通うために、会食費を用意するため虚偽報告書を作成し課に支給される補助金を膨らませ会食に使ったりもすると話した。また、実際に過度な会食費をスポンサーが計算する場面を目撃したこともあると伝えた。」

 製作スタッフは前職犯罪予防委員会(以下 犯防委)委員K氏を通じて犯防委の暗い一面を暴露する。「地域で人望の高い事業家であったK氏は自分の地域に訪問する全国の検事たちの接待を引き受けていると語った。彼がしばらく犯防委で活動した1990年代後半には検事たちの名節・休暇経費補助金として最小50万ウォンずつを上納した。週末には検事たちにゴルフ接待をした。週2~3回以上検事たちにルームサロン接待と性接待、さらには海外性接待までしたと告白した。こういう慣行は今も続く。現職犯防委員B氏によれば、今でも50万ウォン~100万ウォン入りの金封筒を渡し、ルームサロン接待が行われているという。B氏によれば検事が犯防委員を委嘱するが、委嘱審査基準は支援者の財力だ。」実際に製作スタッフが入手した全国犯防委地域協議会会長団の現況を調べれば、計57人の中で47人が事業家で、その内の相当数は建設会社を経営している。その他の6人は医療業界従事者であった。会長団の中に犯罪予防業務に専門性を持った人は探せなかった。

 eニュースチーム

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/424408.html 訳J.S