原文入力:2010-06-07午前08:14:26(1123字)
キム・ソンフン前長官 3億ウォン 損害賠償 訴訟
ソン・ギョンファ記者
<朝鮮日報>の‘狂牛病ロウソクのあかり その後の2年’記事の‘わい曲報道’論難が法的争いに持ち込まれる展望だ。
ソウル中央地裁はキム・ソンフン前農林部長官が「朝鮮日報が虚偽・わい曲報道したろうそく集会2周年企画記事で被害をこうむった」とし、朝鮮日報を相手に3億ウォンの損害賠償と訂正報道を請求する訴訟を起こしたと6日明らかにした。
キム前長官は訴状で 「米国人が牛肉関連疾病にとても敏感だという事例として、狂牛病危険から抜け出し自由に放牧され安全な草を食べて育った(牛肉を使った)‘In & Out’等の親環境ハンバーガーが人気なので試食したと話したことを、2年前には狂牛病を危険だと叫び、今はハンバーガーを食べて米国を旅行しているかのように報道した」として「わい曲報道で‘二重人格者’にされてしまった」と明らかにした。キム前長官は「米国人が‘In & Out’等の親環境代案ハンバーガーを好んで求めるのは朝鮮日報報道とは異なり‘米国人も米国産牛肉を危険だと感じている’という直接的な証拠」と強調した。
キム前長官は「本人はかなり以前から継続的に狂牛病の危険性を指摘してきたし、それに関する基本的立場を変えたことはない」とし「朝鮮日報は明白な虚偽・わい曲報道で本人の名誉を深刻に傷つけた」と付け加えた。キム前長官は今週中にソウル中央地裁に反論報道請求も申請する予定だ。
朝鮮日報は先月、キム前長官と関連して「‘65万人狂牛病死亡’を叫んだ彼が…今年ハンバーガーを食べて米国旅行」という題名の記事を報道したのをはじめ、先月には‘狂牛病ロウソクのあかり2年…その時その人々は今’という企画記事を載せた。専門家たちとロウソクのあかり乳母車部隊など、狂牛病危険性を強調したこれらの記事が当時を否定し見解が変わったという趣旨のシリーズ記事だった。
記事が出るや李明博大統領は閣僚会議で関連報道に対し "望ましい" と発言した反面、取材当事者の相当数は 「朝鮮日報がインタビューをわい曲した」として反発した。キム前長官の他にもウ・ヒジョン ソウル大獣医学科教授は今週中に朝鮮日報を言論仲裁委員会に提訴する予定で、他の取材源らも法的対応を検討していると知られた。
ソン・ギョンファ記者 freehwa@hani.co.kr
原文: 訳J.S