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大統領府 4大河川‘来た道を行く’

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/424317.html

原文入力:2010-06-07午前08:24:02(1913字)
核心関係者 "世宗市は国会の結論に従う"
国政刷新 要求拒否…‘人的改編’補欠選後に
ハンナラ 初当選議員23人は "高強度 刷新" 要求

ファン・ジュンボム記者,イ・ジョンエ記者

李明博大統領が6・2地方選挙敗北を理由に国政基調の変化や大統領府・内閣改編などは行わない方針だと知らされた。しかしハンナラ党初当選議員らはこの日 集いを開き大統領府に対し高強度刷新を要求した。

大統領府核心関係者は6日、記者らと会い4大河川事業などと関連して「他の政策を含め全般的に点検を行っている」としつつも「一度、立場を定めたら着実に進めなければならない。ことが起こったからと大げさに騒ぎ、軽はずみにオロオロしてはならない」と話した。

この関係者は「イ大統領は選挙結果に関係なく経済再生と中道実用親庶民政策を継続して行くと明らかにした」とし「根源的な政治改革、政治先進化、システム先進化も着実に進めていくだろう」と話した。また「何が不足したのか省察をするが、選挙結果に過度に中心を見失い右往左往するべきではない」として「民心というものは一方に傾いたと考えればバランスを取るものだ。風を追い求めることはできない」と話した。

これは4大河川事業反対などを前面に掲げた野党の勝利で終わった地方選挙結果にも関わらず、この事業を‘これまでしてきたとおりにやる’という意と分析される。大統領府の別の高位関係者はこれと関連して「4大河川はすでに予算が通過し事業が進行中であり、そのまま行く」としつつ「ただし該当地域の世論を鋭意注視している」と話した。しかし、この関係者は世宗市修正に対しては「政府は修正法案を国会に提出し、すべき仕事はすべてした」とし「ハンナラ党と国会で修正案でも、折衷案でも、修正案廃棄でも、結論を出せばそれに沿うだろう」と話した。与党では「世宗市修正は忠清圏広域団体長選挙で全敗しただけに事実上難しくなった」という見解が多い。

大統領府核心関係者は人的刷新と関連しても「地方選挙結果と連結して内閣を改編したりすることは考えていない」と話した。彼は「大統領府改編は現時点では7・28再補欠選挙以後に行う可能性が高い」とし「(7月1日)ハンナラ党の全党大会と補欠選結果などをかみ合わせて動くほかはない」と話した。この関係者は「イ大統領は局面転換用やびっくりショースタイルの挨拶はしないという哲学が明らかだ」として「チョン・ジョンキル大統領室長が辞意を表明したのも道義的次元で行ったことであり、直ちにそれを契機に大統領府改編がなされはしないだろう」と話した。

この関係者は内閣改編も大統領府改編以後になされる可能性が高いとし、それも 「必要最小限の範囲に止まる可能性が高い」と話した。彼は「1分期の経済成長率が8.1%となり7年ぶりの最高値が出てきており、安保問題も(天安艦)初動対応が不足した部分があるが冷静で節制的に行ってきた」として「(選挙結果が)内閣に責任を問うことではない」と評価した。また「2006年盧武鉉政府時は今よりさらに凄惨な惨敗にあったが、そのために誰かを問責する人事をしたりはしなかったと理解している」と付け加えた。

この関係者は、ただし「(7・28補欠選以前に)人事と関連して変化がありうる」 と付け加えた。 他の高位関係者も「人事検証などのために物理的に6月には難しくとも7月中には一部変化がありえる」とし、7・28補欠選以前に大統領府や内閣改編がなされる可能性を表わした。

イ大統領は当初、地方選挙‘善戦’を予想し、執権 後半期をむかえ大統領府と内閣の一部を改編する方案を構想してきたが、選挙結果が惨敗となるや人事改編がこれに押される姿になることを憂慮したものと分かった。

しかしハンナラ党首都圏と江原地域初当選議員23人はこの日、緊急会合を行い 大統領府に正面から高強度刷新を促した。チョン・テクン議員は「国政基調が変わらなければならず、国政刷新の核心は責任ある大統領府参謀らの交替」とし「時期を推し量ることなく大統領府が至急に先ず変わらなければならない」と話した。チョン議員は「大統領府と正面からぶつかっても党が国民と疎通しながら政局を導いて行かなければならない」と話した。
ファン・ジュンボム、イ・ジョンエ記者 jaybee@hani.co.kr

原文: 訳J.S