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スパイ容疑者に軍事機密渡した疑惑

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/424164.html

原文入力:2010-06-04午後08:09:49(708字)
現役陸軍小将 内査

ソン・ウォンジェ記者

現役陸軍少将が北韓スパイ容疑者と接触し軍事機密を譲り渡した疑惑で軍捜査当局の調査を受けている。

国軍機務司令部は4日 「北韓に軍事機密を譲り渡したスパイ容疑者と接触した現役将軍を相手に事実関係を確認している」と明らかにした。軍関係者は「ある野戦軍司令部所属 キム○○少将が先月31日から機務司令部の調査を受けている」とし「まだ種々の事実関係を確認している内査段階」と話した。キム少将は暗号名‘黒金星’で知られる対北韓工作員出身スパイ容疑者 パク・某氏と接触する過程で、2005~2007年に軍の作戦教理、野戦教範などに関連する情報を譲り渡した疑惑を受けている。軍の情報機関出身のパク氏は転役後に対北韓工作員として活動し、1997年いわゆる‘黒金星事件’で正体が明らかになり中国に留まっている間、北韓工作員に抱き込まれ軍事機密を北韓に伝達した疑惑で3日拘束された。軍捜査当局はパク氏が軍服務時期に知り合い交際のあったキム少将に接触し軍事機密を入手したと見ている。

パク氏が入手した軍事情報には各級梯隊別運用および編成計画、作戦活動などの内容が含まれていたと伝えられた。機務司令部はキム少将の他にも現役佐官級将校の一部がパク氏と接触した事実を把握し捜査を拡大していることが明らかになった。

ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr

原文: 訳J.S