原文入力:2010-06-01午後09:47:52(1168字)
BBCインタビュー…南側 実質対応方向 明かす
ウィ・ソンナク‘安保理回付’説得ために2日 ロシア訪問
イ・ジェフン記者,ファン・ジュンボム記者
ユ・ミョンファン外交通商部長官は1日、天安艦沈没事態の後続対応と関連して「重要なことは、北韓への現金流入を統制し挑発には代価が伴うということを見せること」と明らかにした。
ユ・ミョンファン長官はこの日放送された英国<BBC>‘シムプソンズ ワールド’とのインタビューで「北韓への現金流入が統制される場合、核兵器開発の可能性を低くし好戦的行為を阻止することが可能だと見る」とし このように話した。ユ長官のこういう発言は南北交易・交流全面中断など、先月24日に政府が発表した対北韓対応措置の実質的目的が‘北韓への現金流入遮断’にあるということを表わしたものと分析される。
ユ長官は‘韓半島戦争の再発可能性’と関連した質問に 「誰も韓半島の不安と北韓の不安定を願っていない」とし「武力使用は最後の手段」と強調した。彼は「北韓の武力挑発は国際共助を通じて解決する必要がある」と付け加えた。
これと共に国連など多者外交専門家のチョン・ヨンウ外交部2次官が31日(現地時間)訪米し、米国など国連安全保障理事会理事国らと連鎖接触に出るなど、政府の‘天安艦外交’が最終局面に向かっている。チョン次官は1日ワシントンでジェームズ・スタインバーグ米国国務部副長官などと会い協議した後、国連本部があるニューヨークに移動し安保理常任理事国および主要非常任理事国代表らと相次ぎ会う予定だ。
大統領府関係者は「安保理回付手続きはチョン次官が米国で現地の人々と協議を経た後に判断してすべき仕事」と話した。政府当局者は「安保理議長に天安艦問題議論を要請する書簡を早ければ週末に送ることができるが、来週に延びるかもしれない」と話した。大統領府核心関係者は「天安艦調査結果検証のためにロシア調査団が入国したではないか」とし「国連安保理に回付する前にロシアの同意を求めることが重要だ」と話した。これと関連してウィ・ソンナク韓半島平和交渉本部長がロシア説得のために2日ロシア訪問に向かう。
だが、国連安保理がすでに対イラン制裁決議案およびイスラエルの国際救護団攻撃問題など、国際社会の熱い争点を扱っており安保理の天安艦問題の議論タイミングが政府計画よりさらに後に押されることがありうるという分析もある。
イ・ジェフン、ファン・ジュンボム記者、連合ニュース nomad@hani.co.kr
原文: 訳J.S