原文入力:2010-05-27午前10:14:07(1204字)
ガーディアン "イラク侵攻ブッシュ非難しておきながら韓半島緊張 煽る"
国際社会、戦争勃発可能性 触覚…両者 自制要求の声
リュ・ジェフン記者
天安艦事件で南北関係が急冷する中で韓半島で第2の戦争勃発可能性に対する国際社会の憂慮が大きくなっている。
<ニューヨーク タイムズ>、<ガーディアン>、<ロイター>、<CNN>等、主要通信と言論らは26日、韓国 北韓 緊張高揚の便りを主要ニュースとして報道し、韓半島での戦争勃発可能性に対する分析記事などを載せた。
<ロイター>通信は‘韓半島危機がどの程度 深刻か’という題名の解説記事で 「大部分の専門家たちが韓国が自制力を見せる限り、戦争は起きないものと展望しているが、韓半島状況が全面的に安全な状況だと言うことはできない」と分析した。通信は南側の拡声器を通した対北韓心理戦放送に対し、北韓が照準射撃をすると威嚇したことと、北韓が北侵が差し迫ったと受けとめうる米軍の戦力増強がなされる場合などを例にあげながら軍事的衝突の可能性が依然としてあると展望した。
<ニューヨーク タイムズ>は 「韓国、北韓の外交的前哨戦が偶発的にであれ計画的にであれ軍事的対決に進むことがバラク・オバマ米行政府が直面した最大の憂慮事項」と指摘した。<ウォールストリート ジャーナル>は 「20年ぶりに韓国北韓間の溝が最大限に広がった」とし「北韓と同盟国である中国の次の行動に対する疑問が増幅されている」と指摘した。
偶発的な衝突が発生しないよう、南北が自制しなければならないという声も出てきている。英国の<ガーディアン>は 「軍事的準備態勢強化が紛争につながりうるという憂慮のために、自制を要求する国際社会の声が出てきている」と指摘した。新聞は特に 「西海での韓-米軍事訓練が北韓を刺激しうる」とし「南北両者が注意を注がなければならない」と注文した。
<AFP>通信ワシントン支局のオリバー ヘムプトン記者は<ガーディアン>に載せた‘オバマのまぬけな戦争’という寄稿で「ブッシュ前大統領のイラク侵攻をまぬけな戦争と非難したオバマ大統領が、韓半島に緊張を高めさせ、もう一つのまぬけな戦争につながりうる動きを支持している」と批判した。
コリン・パウエル前国務長官の秘書室長を務めたローレンス ウィルコスンも 「米国は北韓に対する圧迫を継続しなければならないが、核放棄の代価として安全保障約束のような北韓が拒否できない協議案を提示しなければならない」と指摘した。
リュ・ジェフン記者 hoonie@hani.co.kr
原文: 訳J.S