原文入力:2010-05-19午後10:53:10(1329字)
パク・ミョンギ委員 "大義のために辞退" …保守6人はまだ競争
←クァク・ノヒョン韓国放送通信大教授
6・2地方選挙のソウル市教育長候補の中で進歩指向に分類されるクァク・ノヒョン(写真)韓国放送通信大教授とパク・ミョンギ ソウル市教育委員が19日、候補単一化に合意した。
ペク・ナクチョン ソウル大名誉教授、キム・サングン牧師、チョンファ僧侶など市民社会元老らはこの日午後、ソウル、貞洞の環境財団で記者会見を行い "教育長候補単一化は市民社会の大きな風であり市民社会元老らは両候補の単一化のために熟考した" とし "その結果、パク・ミョンギ候補が大乗的次元で勇退を決め民主進歩ソウル市教育長単一候補としてクァク候補が決定された" と発表した。
パク候補は記者会見で「予備候補として選挙遊説をしながら変化を望む市民の熱望を感じたが、単一化なしにはこういう変化を成し遂げることができないという判断をした」として「今日の単一化がソウル市民、学生、父母の念願を達成する契機になったと考える」と話した。パク候補はクァク候補の選挙対策委員長を引き受ける予定だ。
クァク候補は「民主進歩教育長誕生の道がパッと開かれた」とし「パク・ミョンギ候補と協力し、序列化問題解決、点数競争教育を終わらせ、ただの一人もあきらめない、誰も遅れをとらない責任教育を必ず実現する」と明らかにした。
パク候補の辞退でソウル市教育長候補は7人に減り、クァク候補は名実共に進歩単一候補の位置を固めることになった。
この日の単一化合意には教育界元老らの持続的な仲裁が大きな役割を果たしたと分かった。‘2010ソウル市民主進歩教育長汎市民推戴委員会’に参加したある関係者は 「2008年ソウル市教育長選挙で進歩指向のチュ・ギョンボク候補とイ・インギュ候補の単一化が失敗に終わり、コン・ジョンテク候補に僅かな票差で敗北したことに対し学習効果があったので単一化の試みが持続的になされた」とし「結局、元老たちが立ち上がり交通整理をしたもよう」と話した。
一方、保守指向の市民社会団体300ヶ余りが設けた‘正しい教育国民連合’(パ教連)はこの日午前、ソウル、太平路の韓国言論会館で‘汎保守教育長単一候補連帯記者会見’を開き「パ教連の単一化に参加しなかったり、参加したが脱退した候補たちが自ら辞退するよう落選運動をはじめとするすべての力量を動員する」と明らかにした。この日の記者会見にはソウルのイ・ウォニ前韓国教員団体総連合会会長、京畿のチョン・ジンゴン前大統領府教育科学文化首席、仁川のクォン・ジンス前仁川市副教育長、大邱のウ・ドンギ前嶺南大総長など保守単一候補に選出された4人が参加した。
だが、ソウルの場合、イ前会長の他にも5人の保守指向候補らが依然として競争を行っている。
チン・ミョンソン記者 torani@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/421645.html 訳J.S