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5・18記念式の時 "ノジャ チョックナ~" パンア打令 演奏

原文入力:2010-05-18午前08:51:40(1760字)
報勲処 チョン総理記念式場退場の際 演奏することに…
‘あなたのための行進曲’斉唱なくし
"国家行事 主賓入退場時に良く使う歌" …主要団体代表 不参加へ

アン・クァノク記者,クォン・ヒョクチョル記者

←5・18光州民主化運動30周年を翌日に控えた17日、光州北区、雲亭洞の国立5.18墓地を訪れた追慕客たちが花篭を捧げる墓所を探し墓地を歩いている。光州/キム・ミョンジン記者 littleprince@hani.co.kr

5・18民主化運動30周年になる18日、5月の英霊たちを追慕して5月精神継承を誓う国立5・18民主墓地に時ならぬ京畿民謡‘パンア打令’が鳴り響くことになった。

国家報勲処が大統領の代理として参加するチョン・ウンチャン総理の記念式場退場の際にこの歌を流すことを17日最終決定したのだ。"ノジャ チョックナ…" で始まるこの歌は代表的京畿民謡で宴会場にでも似合う内容だ。

反面、去る30年間 5・18追慕曲として歌われてきた‘あなたのための行進曲’は昨年に続き再びバックミュージックとしてのみ採択され、参席者たちが歌うことはできなくなる。国家報勲処が5・18記念式公式行事内容中に‘あなたのための行進曲’斉唱と5・18遺族代表による‘5・18民主化運動経過報告’を今年も完全になくしたためだ。

国家報勲処関係者は17日午後<ハンギョレ>との通話で「国家行事で主賓が入退場する際に雰囲気を盛り上げるためによく使う歌」として「去る4・19水踰洞行事に大統領が参加する時も同じ曲を演奏した」とし拡大解釈を警戒した。

これと関連して拘束負傷者会と負傷者会、遺族会など、5・18の主要3団体代表は18日に挙行される記念式主行事で‘あなたのための行進曲’を歌わないようにしたことに抗議する意で、政府主管記念式に参加しないと17日明らかにした。これらは記念式場に入らず5・18民主墓地民主の門の外で抗議表示をすることに決めた。他の会員たちは予定通り参加するようにする方針だ。光州地域の進歩的市民団体らで構成された5・18 30周年記念行事委員会も18日午前10時、光州市、北区、望月洞の旧5・18墓地で別に記念式を行うことにした。

一方、5・18民主化運動30周年を翌日に控えた17日、光州など全国各地では5月精神を継承するための記念行事が盛大に開かれた。

5・18 30周年記念行事委員会(委員長 チョン・ドンニョン,ハム・セウン)はこの日夕、光州市、東区の旧全南道庁前広場で小雨が降ったりやんだりする悪天候の下、市民・学生6000人余りが参加した中で5・18前夜祭を行った。前夜祭は農学隊と鼓笛隊など市民3000人余りが5・18史跡地である光州駅・朝鮮大・全南大・光州公園などの地から出発し旧全南道庁に向け街頭行進を行うことで開幕した。参加者たちは街頭行進をしながら東学革命、抗日運動、4・19革命、5・18抗争、など韓国社会の歴史を再現し市民たちの拍手を受けた。‘抵抗と共同体’という主題で繰り広げられた舞台では歌手アン・チファン,シン・ヘチョル、日本うたごえ合唱団などが民主と平和の願いを歌い、市民合唱団518人は旧全南道庁建物屋上と広場噴水台の舞台に上がり‘光州出征歌’と‘あなたのための行進曲’を歌い追慕の雰囲気を盛り上げた。市民団体と進歩陣営要人150人余りはこの日午後、全南大正門から旧全南道庁まで歩き史跡地13ヶ所を巡礼する‘5・18民主オーレ’を行った。この他にソウル・釜山・大田・全州など全国20ヶ所余りでも去る15日から韓国民主化の種となった5・18の歴史と精神を賛える写真展示・リボン付け・記念講演などの行事が相次いだ。追慕の雰囲気が広がる中で15~17日の3日間、5・18民主墓地を訪れた参拝客は20万人に達した。光州/アン・クァノク記者、クォン・ヒョクチョル記者 okahn@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/421272.html 訳J.S