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5・18とその後、写真で出会う

原文入力:2010-05-12午後10:26:37(982字)
ソウル広場で15日から展示

キル・ユンヒョン記者

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防毒マスクをかぶり背にM-16自動小銃を担いだ空輸部隊員が短いこん棒を手に握り道の真中に立っている。その前にひざまずき座った背広姿の中年男性が手を前に組み何かを訴えている。30年前 光州、装甲車と軍人が掌握した通りには息詰まる殺気と緊張感が流れる。

5・18民衆革命ソウル事業会(以下 事業会)は来る15日から19日まで、ソウル市庁前ソウル広場で5・18 30周年記念展示会‘あなたのための行進曲’を開く。 今回の展示会には5・18当時、光州の惨状を告発する白黒写真と以後の民主化のために走ってきた韓国社会の至難な歴史を盛り込んだ写真100点余りが展示される予定だ。

展示物は当時の惨い光州の惨状を見せる‘光州よ、この国の十字架よ’、1980~90年代の民主化運動の歴史を込めた‘生き残った者よ 続きなさい’、国民の政府の間に続いた南北関係の進展内容を込めた‘五月から統一へ’等 計7つの主題に区分・展示される。事業会のチョン・ギョンジャ事務総長は「今回の展示会では5・18を5月の光州に限定せず、以後に続いた民主化運動まで地平を広げ解釈した」と話した。

この他に1980年5月26日5・18収拾対策委員会が発行した外信記者出入証、戒厳司令部が赤ペンですべてメッタ切りした6月2日付<全南毎日新聞>、全南道庁で最後まで抵抗し亡くなった市民軍のスポークスマン ユン・サンウォン氏の火に焼けた遺体写真など5・18と関連した貴重資料も展示される予定だ。

収拾対策委の外信記者1号出入証を受けた人は、当時UPI所属の写真記者 チョン・テウォン(71)氏で、彼は1987年6月抗争の時、延世大生イ・ハニョル君が催涙弾に当たり血を流す写真を撮ることもした。展示場の一画では去る4月に開かれた‘5・18記念ソウル青少年大会’公募展で賞を受けた青少年らの文と絵、写真なども展示される。

キル・ユンヒョン記者 charisma@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/420464.html 訳J.S