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明洞聖堂‘4大河川反対’大規模 時局ミサ

原文入力:2010-05-11午前01:13:34(1684字)
"‘川の生命’約束した候補 選択する"
23年ぶりに本堂で…聖職者 5005人 宣言

ソン・ジュンヒョン記者,キム・テヒョン記者

←"4大河川のうめき声に耳をふさぐな" カトリック司祭と信徒らが10日午後、ソウル,明洞聖堂入り口をいっぱいに埋め‘4大河川事業中断要求 司祭・修道者2次宣言’を発表している。これらは先立って明洞聖堂本堂で4大河川事業阻止のための大規模生命平和ミサを開催した。キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr

 ‘民主化の聖地’ソウル,明洞聖堂本堂内で10日午後‘時局ミサ’が開かれた。23年ぶりだ。

 1987年6月抗争の時に梗塞した民主主義の出口を開くため人々が集まったとすれば、2010年5月には‘4大河川事業’の物神主義に詰まってしまった疎通の水路を通じさせるために人々が集まった。この日、司祭と市民5000人余りはこちらで4大河川事業中断を要求する天主教生命・平和ミサを開いた。

 この日のミサでユン・ジョンイル(54・フランチスコ会 楊坪チョン・ハサン パオロ修道院院長)神父はスピーチを通じ、4大河川事業に反対する理由を丁寧に説明した。物静かな語調だった。"(4大河川事業は)神の生命の秩序に逆らう反生命・反生態的な事業であり、民主主義の価値を破壊するものです。私たちはこのような政府を作った私たちの中の物神主義に対し戦わなければなりません。"

 4大河川開発予定地の京畿道、楊坪,両水頭で去る1月から開発反対断食・沈黙祈祷を導いているユン神父は 「87年に警察の前に出たキム・スファン枢機卿が‘私を、神父らを、修道女らをみな捕えた後に学生と市民を捕えよ’と話されたことを思い出す」として6月抗争当時を回想することもした。

 ミサを終えた後、司祭・修道者・市民らが明洞聖堂入り口を出た。これらの頭の上には‘4大河川事業 止めよ’、‘6月2日投票参加’と書かれた大型垂れ幕が掲げられていた。ソウル警察庁所属機動隊4個中隊320人余りがソウル YWCA前の道路でこれらの足を阻み立ちふさがった。警察に遮られた人々は去る3月に1100人余りが参加した4大河川反対司祭宣言に続き、2次‘4大河川事業中断要求宣言文’を発表した。2次宣言には1次の時に参加した司祭・修道者を含め計5005人が参加した。

 聖職者らは宣言文を通じて 「政府が生命の価値より開発の価値、資本の価値に傾いた」として「(そのような政府が)死にゆく川とその川に寄り添って生きるイソカンギク・カワウソ・真鶴・クグリ(鯉の仲間)・クサガメ・セコミクリ(泥鰌の仲間)のような自然兄弟たちのうめき声に耳をふさいでいる」と批判した。続けて 「政府に生放送公開討論会を提案し、6・2地方選挙で‘川の生命’を約束する候補を選択するだろう」と明らかにした。また、選挙管理委員会の選挙法違反指摘に対しても「政府がより大きな違反を犯している」とし 「漢江、洛東江、栄山江、錦江に戻り地域別祈祷会と断食闘争などを行うだろう」と警告した。

 先立ってこの日のミサが始まる前、明洞聖堂には正午にかけて司祭と信者、市民たちが相次ぎ集まった。釜山・安東・済州など全国から上京してきた信者らは本堂に用意された教区別座席に座りミサを行い、大型スクリーンが用意された野外ミサ席と付属建物コストホールは4大河川事業に反対する数千名の信者と市民らで足の踏み場がなかった。

 この日、生命平和ミサを主管した‘4大河川事業阻止天主教連帯’は 「11日間にわたり受け継いできた明洞聖堂ミサを終え京畿楊平郡,両水頭,八堂有機農業団地で徹夜祈祷を継続する予定」と明らかにした。
ソン・ジュンヒョン先任記者 dust@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/religious/420054.html 訳J.S