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最悪‘3重苦’…農心は卒倒直前

原文入力:2010-05-09午後10:17:40(1297字)
米価格 暴落 衝撃の唐津 "米売る意欲 出ない"
トックリイチゴ 耕し返した高敞 "今年の収入 半分の半分"
梨の花 寒さに死んだ羅州 "100年ぶりの災難がきた"

キム・ヒョンデ記者

←去る6日、全北高敞郡、星内面の農夫コ・カプソク氏が寒さで死に焼いてしまったトックリイチゴの木を見ている。

異常低温と米価暴落、そして口蹄疫まで、大型3大悪材が農村を揺るがしている。去る6日から8日まで、3日間見て回った忠南唐津と全北高敞、全南羅州、仁川江華では梨とトックリイチゴ、米農作業をし家畜を育てる大部分の農民たちが困難を訴えていた。

6日高敞郡、星内面では火に焼かれたトックリイチゴ畑があちこちに散在していた。寒さで死んだトックリイチゴの木を燃やした後、畑を耕し返した農民たちがトックリイチゴ栽培農家340ヶ所余りの30%に達した。星内面,玉堤里のコ・カプソク(44)氏は凍りついたトックリイチゴ畑2400坪を早目に耕し返した。羅州市、鳳凰面で梨栽培をする竹蓆里のチョン・ヒョンギ(54)氏は7日「生き残った梨の花が一部実を結んでも、私たちの面の収穫量は半分以下に減るようだ」と話した。

昨冬の日照量が足りず4月中旬まで雪が降る異常気候が続いたため、済州道を含む全国の農家が巡りながら気候変化の犠牲になった。3月には慶南北のチャメ(マクワウリ)とスイカを中心に全国施設栽培面積510平方kmの30%近い140平方kmが収穫被害をこうむり、4月には全北のトックリイチゴ栽培面積27.6平方kmの79.1%にあたる21.9平方kmが冷害を受ける事態になった。農林水産食品部のソン・インダル事務官は 「最近では羅州と尚州の梨、利川と原州の桃が深刻な異常低温被害をこうむったことが明らかになり、詳細な調査を行っている」と話した。

米価暴落は米農作業に対する農民の不安感を増幅させている。唐津郡、高大面、唐津浦里で2万坪の農作業を行ったいるカン・ゴング(70)氏は「昨年秋に米を刈り取り、今まで現金を100万ウォンも触れなかった」とし「春に米を売って農作業の借金を返さなければならないが、米価が大幅に落ちて意欲も出ない」と話した。国内米価は2008年以後、北韓米支援が中断され2年連続豊作が続いて昨年秋の収穫以後、これまでに24%ほど持続的に下がっている。

江華口蹄疫発生後、全国の畜産農家は牛と豚の取り引き中断で資金難を訴えている。口蹄疫が発生した4ヶ市・道の埋没処分対象農家らは精神的被害まで体験している。8日江華のある畜産農民は「江華の畜産農家らは罪人のように一ヵ月間ちっ居している」として「口蹄疫が終わっても江華の畜産基盤を生き返らせられるか心配」と話した。

江華 高敞 羅州 唐津/文・写真 キム・ヒョンデ先任記者 koala5@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/419914.html 訳J.S