本文に移動

チョ・ジョンヒョク議員 "全教組名簿削除"

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/419020.html

原文入力:2010-05-03午後07:33:13(1215字)
残り議員 "継続公開" 持ちこたえ
‘履行強制金’避ける戦術

シン・スングン記者

裁判所の全国教職員労働組合加入教師名簿公開禁止決定にもかかわらず、自身のホームページに名簿を上げ公開してきたチョ・ジョンヒョク ハンナラ党議員が3日 「4日深夜12時を期して名簿を削除する」と明らかにした。しかし先月30日に名簿公開に参加したキム・ヒョジェ,チョン・ドゥオン,チョン・テクン議員などは裁判所が自分たちの行為に対し別途の判決を下す時まで名簿公開を継続することにし「法を愚弄する振る舞い」という批判が出ている。

チョ議員はこの日、国会政論館で記者会見を行い 「年間100億ウォンを越える組合費を使う貴族労組に(強制履行金を)捧げる理由はない」として「全教組名簿を削除する」と明らかにした。彼は「公開の実益もないが、個人的に(履行金の)支払いに耐える力もない」とし「金の戦闘で一旦敗れたと告白する」と話した。裁判所の決定文が送達された先月30日から毎日3000万ウォンずつ賦課される強制履行金の負担のために退くほかはなかったとのことだ。

しかし全教組名簿公開に一歩遅れて参加したキム・ヒョジェ議員など10人余りはチョ議員の決定とは別個に名簿を継続して自分たちのホームページに公開すると明らかにした。ハンナラ党議員らの名簿公開参加を主導したキム・ヒョジェ議員は「チョ議員の忠実な気持ちは国民に伝えられ、これ以上個人的に苦痛を受けることを見守るのは苦しいので名簿を削除してくれと丁寧にチョ議員を説得した」としつつも 「名簿公開に参加した我々は法的制裁、裁判所判断があるまで継続開するだろう」と話した。裁判所の強制履行金賦課は避けながら全教組に向けた理念攻勢と裁判所判決無力化活動は継続するという意思と読まれる。

キム・ミニョン参加連帯事務局長は「口さえ開けば法治を言ってきた執権与党の国会議員が、法治主義を正面から拒否し、今は国民の前に不当な理由を掲げている」 と批判した。ハンナラ党のある初当選議員は「執権与党の恥ずかしい自画像」としつつ「今後、我々がどうして法治を語ることができるのか」と批判した。

全教組は声明を出し「すでに他のハンナラ党議員がチョ・ジョンヒョク議員から名簿を譲り受け自身のホームページに教師名簿をあげた状態なので、チョ議員の立場の変化は真の名簿削除ではなく、ハンナラ党のモグラ作戦に過ぎない」とし、チョ議員と教師名簿を上げている議員らを相手に損害賠償請求訴訟を持続すると明らかにした。

シン・スングン,チン・ミョンソン記者 skshin@hani.co.kr

原文: 訳J.S