原文入力:2010-05-02午後04:03:04(1212字)
4日、陸海空軍中将級以上 全員出席
"天安艦関連 責任者問責 時期尚早"
ユ・ガンムン記者
李明博大統領が来る4日、全軍主要指揮官会議を直接主宰し、国家安保態勢と関連した要請と注文を出す予定であり注目される。現職大統領が全軍主要指揮官会議を直接主宰するのは建軍62年間で初めての出来事だ。全軍主要指揮官会議には陸海空軍中将級以上が全員参加する。イ大統領がそれだけ今回の天安艦沈没事件を国家安保の深刻な危機事態として見ているということを示す。
パク・ソンギュ大統領府報道官は2日 「イ大統領が4日に全軍主要指揮官会議を直接主宰する」として「イ大統領はこの席で最高指揮官らに天安艦事件がわが軍と国民に投げかけた課題が何なのかを確認し軍統帥権者として立場を明らかにする予定」と話した。彼はまた「イ大統領が国家安保態勢と関連した重い要請と注文をする予定」と付け加えた。
全軍指揮官会議には通常150人程度が参加すると知られた。大統領府関係者は 「今回の会議にはあまりにも懸案が重大で民間諮問委員らも参加する方案を検討している」とし「軍関連諮問委員らも参加し意見を陳述する方案も検討している」と話した。
今回の全軍指揮官会議では天安艦沈没と関連した責任者問責は議論されないと伝えられた。大統領府関係者は「今は責任者問責を話す段階ではない」とし「イ大統領は軍と我が社会全般に投じられた課題に対し軍最高統帥権者として考えを明らかにするだろう」と話した。彼は「少なくとも安保の側面で李明博政府は短く見れば李明博政府で、さらに長く見ることもできるが、天安艦事件以前と以後に分かれることになるだろう」と話した。
イ大統領が全軍主要指揮官会議の主宰を決めた時期は、中国歴訪一日前の先月29日午後だったと伝えられた。当時、イ大統領は関係首席らと会議をしながら天安艦関連対国民談話をする方案を検討していたが、途中で全軍主要指揮官会議が3日頃に招集されるという報告を聞き、全軍主要指揮官会議を直接主宰するのがより良いと判断したという噂だ。対国民談話は国民の前で天安艦沈没原因を明らかにすることができる時点になれば行われると発表された。
一方、天安艦沈没原因を調査中である民軍合同調査団は天安艦弾薬庫と廊下などに設置された5個の閉回路テレビ(CCTV)映像を復元することに力を注いでいると伝えられた。このテレビには天安艦沈没当時の状況が録画されている可能性があると知られたが、海水に永く露出していたことから実際に映像が復元されるかどうかは未知数だ。
ユ・ガンムン記者 moon@hani.co.kr
原文: 訳J.S