原文入力:2010-04-20午後09:49:14(1914字)
パク・ヨンチャ捜査 真っ最中の昨年3~4月にもルームサロン訪ね
タクシー代 100万ウォン渡す…80年代には毎月寸志
(*)2次会:性的接待を指す(訳注)
キム・ナムイル記者
←‘検事スポンサー’J氏 主要主張
慶南地域の前職建設会社代表‘検察ロビー証言’
釜山・慶南地域の前職建設業者代表のJ(52)氏が現職のB・H検事長をはじめとして数十人の検事たちに接待と金品を提供し性上納までしていたという主張を提起した。20日夜に放映された<文化放送> ‘PD手帳’の‘検事とスポンサー’編に関連資料を情報提供したJ氏(放送では‘ホン社長’と表記)は、捜査宥和など具体的な代価関係は明らかにしなかったものの "検事たちに食事を提供し酒を飲ませセックスをさせてあげることが私の任務だった" と話し、波紋が大きくなるものと見られる。
J氏は自身が接待した検事57人の名前と主要職務,携帯電話番号,接待日時と場所・金額などを詳しく書いた便せん13ページ分量の資料をPD手帳製作陣に情報提供した。放送内容と関連資料を見れば、J氏は2000年以後 釜山地検の検事たちに毎月2回以上ずつ接待をしてきたという。PD手帳では検事たちを接待した酒場社長と女性従業員らの具体的な証言はもちろんB検事長とJ氏が隔意なしに交わした対話録音内容まで具体的に報道された。
J氏はこの日<ハンギョレ>との通話で "歓送・歓迎会食はもちろん、分期別にも酒の席を持った。部別に酒席を持ったり釜山地検の部長検事全体とも3~4回の酒の席を持つこともした" と話した。特にJ氏は1980年代に晉州支庁に勤務当時から親密な縁を維持してきたB検事長の接待記録を詳しく明らかにした。J氏はB検事長が釜山地検で部長検事として勤めた2003年、B検事長の紹介で釜山地検のまた別のH部長検事(現在 検事長)を紹介されたと主張した。J氏はこれら部所の検事10人余りと何回も酒の席を持ったと強調した。彼は同じ年、釜山地検に事務監査に来た最高検察庁監察部検事にも酒の接待をしたと主張した。
J氏の検事接待はパク・ヨンチャ前テグァン実業会長のタコ足式ロビーに対する検察捜査で釜山・慶南地域の政・官界が焦土化した昨年3~4月にも続いていたという。彼は昨年3月30日、釜山のあるルームサロンでH検事長と部長検事2人を接待した。女性従業員4人が同席した酒代は200万ウォン程度であり、部長検事1人は女性従業員と性売買をしたとJ氏は記憶していた。またJ氏はH検事長に‘タクシー代’名目で現金100万ウォンを渡したと語った。2週後の4月13日には釜山地検の検事12人が参加した部所会食費も払ったという。J氏は "女性検事3人が参加した" と具体的に話した。
一方、J氏の資料には20余年前の接待記録も概括的ではあるが記録されている。彼は84年3月から90年12月まで、晉州支庁を勤務していた支庁長・平検事はもちろん一般職員たちに職級に応じて毎月200万~60万ウォンずつの現金寸志を渡したと語った。J氏は放送でこのように検事たちを接待した理由として‘事件請託’を挙げた。 "(検事たちが事件請託を)普通は全て聞いてくれる。何か難しいことがあっても、こうやれば本当に100%見てくれる。今考えても無理手だったが、そんなことを全部してくれるほど" だったと話した。
これに対し法務部関係者は "J氏が検察の捜査を受けることになるやロビー内容を暴露すると脅迫するなど、情報提供者の態度を信じることはできない状況" としつつ "PD手帳が報道を強行する理由を理解できない" と反発した。
J氏は2002年から昨年までに、詐欺・弁護士法違反などの疑惑で4回も拘束されており、今は拘束執行停止で解放されている。彼は今でも警察人事の口利き代価として5000万ウォンを受け取った疑惑で釜山地検で捜査を受けているが、"5000万ウォンは借りたお金" として無罪を主張している。検察はこの日 "身病治療目的以外の活動をしている" とし裁判所にJ氏の拘束執行停止を取り消しを申請した。J氏は昨年9月、健康上の問題で拘束執行が停止したが、PD手帳側は「検察がJ氏の口をふさごうとしているようだ」と主張した。
キム・ナムイル記者namfic@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/416918.html 訳J.S