原文入力:2010-04-18午後05:44:03(1249字)
クォン・ヒョクチョル記者
←キム・テヨン国防部長官が16日午前、ソウル,龍山区の国防部ブリーフィング室で天安艦沈没および将兵38人の死亡,将兵8人の失踪状況などと関連し‘国民の皆様に差し上げる言葉’を発表した後、頭を下げ挨拶している。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr
天安艦艦尾を去る15日に引き揚げした以降、国防長官と合同参謀議長など軍指揮部が今回の事態の責任を下に押し付けるような身振りをし話題になっている。
キム・テヨン国防部長官は16日‘天安艦沈没と関連し、国民の皆様に差し上げる言葉’を通じ "(軍の)不十分な初動措置に対し監査院の職務監察を要請する" と明らかにした。職務監査の要請は当初準備した発表文草案にはなかったが、キム・テヨン長官が‘上部’と協議し追加したものと分かった。軍内ではこれを天安艦事故調査から合同参謀を源泉排除するという意と受けとめている。軍作戦の適切性関連調査は本来、合同参謀戦争体勢検閲団の役割だ。
キム長官は去る16日の発表で、事実上自身を除く合同参謀など軍首脳部に責任を問うという雰囲気を漂わせた。キム長官が当然挙論するだろうと予想された‘謝罪’や‘責任’のような話がなかったためだ。キム長官の発表後、軍内には "責任を負わなければならない人が論評と問責に出た" という話があふれている。
軍令体系の総責任者であるイ・サンウィ合同参謀議長も海軍‘軍規厳守'に出た。イ議長は15日夜、天安艦艦尾失踪者捜索と関連し 「精密で完ぺきな捜索作戦を実施した後に、もうこれ以上の失踪者が確認されなければ合同参謀議長に終了結果報告後、依命(命令により) 2艦隊が出港せよ」と指示した。先立って去る13日、海軍は天安艦艦尾を水深の浅いところに移す際、イ議長よりキム・ソンチャン海軍参謀総長に1時間早く報告し承認を受けた経緯がある。軍内で 「陸軍出身の合同参謀議長が海上作戦の特性を知らず、海軍の言いなりになっている」といううわさが出てきて、合同参謀議長が一歩遅れて海軍の取り締まりに出たわけだ。
国防長官が公開的に合同参謀を不信に思い、合同参謀議長は海軍を叱責する姿だ。これに対し軍内では 「事故発生後のごちゃまぜ・のろま報告とあたふた初動対処で不信を自ら招来した軍指揮部が、自身の責任を振り返るどころか部下の誤りを先に問うという面皮性態度で一貫している」という不満混じりの声が大きい。
一方、今月21日に予定された軍将軍級定期人事は天安艦事故が終えられた後の5月中旬ころに延ばされた。天安艦事故問責と雰囲気刷新次元で大幅人事が予想される。
クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/416561.html 訳J.S