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MBC ストライキ 一週間…欠放続出

https://www.hani.co.kr/arti/society/media/415559.html

原文入力:2010-04-11午後10:12:17(1240字)
労組 "使用側 無対応が事態拡大"
幹部ら "社長が会社放置" ザワザワ

イ・ムニョン記者

キム・ジェチョル社長の退陣を要求する<文化放送>(MBC)労組ストライキが12日で一週間を迎え、長期化の兆しを見せている。ストライキ初期に報道部門を中心に起きた放送支障も全分野に広がっている。

ストライキ2週目の放送支障は芸能側で目立っている。‘無限挑戦’と‘日曜日の夜’は各々10日と11日の放映分から再放送を始め、イリルシートコム‘見れば見るるほど愛嬌満点’は12日から‘欠放’になる。‘遊びにきて’(13日)と‘黄金漁場’(14日),‘私たち結婚しました’(17日)時間帯にも再放送と代替番組を編成した。時事教養プログラムの13日付‘PD手帳’も欠放される。外注製作が多いドラマは今週は正常放映されるが、遠からず支障が避けられないものと見られる。ノ・ヒョクチンTV編成部長は「娯楽・芸能以外の他の放送もストライキ状況により代替可否が決定されるだろう」と明らかにした。使用側はストライキの長期化に備え外部製作人材の代替投入方針を立てている状態だ。

労組は使用側の無対応がストライキ長期化を招いていると判断している。使用側はストライキ初期‘休業無賃金原則適用’と共に 「法的手続きにより強硬対応」する方針を明らかにした後、無反応で一貫している。キム社長も6日午後と8日夕方に暫し姿を見せただけで会社に現れていない。

キム社長の態度を巡り、非組合員である中間幹部らの間にも不満が提起されている。ある幹部は「今回のストライキは社長がファン・ヒマン副社長任命という方式で労組との合意(ファン・ヒマン,ユン・ヒョク本部長の辞退)を破り、誘導した側面が大きい」とし「特に社長が一貫して外だけ回り、会社をほとんど放置しており、幹部たちの反感がますます広がっている。近い将来‘このまま行ってはいけない’という集団的意見が表出されうる」と伝えた。また別の幹部は「社長の人事権は認めるが、なぜ今ファン・ヒマンを副社長に任命しなければならなかったのかは皆がいぶかしがっている」として「ストライキが長期化すれば大変なこと」と憂慮した。

反面。使用側スポークスマンのチェ・キファ広報局長は「不法ストライキであるので、一日も早く業務に復帰しろとの会社方針に変わることはない」として「労組が社長退陣を前提条件としている以上、どんな交渉が可能か」と話した。

すでに9日に社長・副社長出勤阻止闘争を始めた労組は、12日から闘争強度を高める方針だ。天安艦沈没事件報道のために隊列外と認定した組合員47人を撤収させる方案も考慮している。

イ・ムニョン記者 moon0@hani.co.kr

原文: 訳J.S