原文入力:2010-04-10午後04:09:00(1571字)
地方選挙 ソウル市長 仮想対決 ハン前総理 誤差範囲で先行
‘無罪宣告’若年層 投票者の心 揺さぶる… "他地域選挙にも影響"
←ハン・ミョンスク前総理が9日午後、ソウル中央地裁で開かれたわいろ授受疑惑事件に対する1審判決で無罪宣告を受けた後、支持者の歓呼に応えている。(連合ニュース)
ハン・ミョンスク前国務総理が‘6・2地方選挙’ソウル市長候補仮想対決で、オ・セフン ソウル市長を誤差範囲内で先行した。ハン・ミョンスク前国務総理が仮想対決でオ・セフン現市場を上回ったのは今回が初めてだ。
世論調査機関‘リサーチビュー’はハン・ミョンスク前国務総理無罪宣告直後の9日午後4時から、ソウル市民を対象に実施した緊急世論調査でこういう結果が出たと10日発表した。今回の調査はソウル地域の成人男女1006人を対象にARS電話世論調査で実施され、標本誤差は95%信頼水準で±3.1%だ。
質問回答者は‘来る6月地方選挙で次の4名の候補が出馬する場合、明日が投票日ならば誰に投票しますか’という質問に、民主党ハン・ミョンスク(39.2%),ハンナラ党オ・セフン(37.6%),進歩新党ノ・フェチャン(7.9%),民主労働党イ・サンギュ(3.4%)の順で答えた。ハン前総理がオ・セフン ソウル市長を上回ったのは20~30代でハン・ミョンスク前総理支持率が非常に高くなったことに伴うものだ。20代(19才含む)ではハン前総理に対する支持が46.9%と現れ、(オ・セフン市長16.3%),30代は50%の支持率を示した(オ市長27.4%)。また40代の回答者らもハン・ミョンスク41.6%-オ・セフン43.4%で伯仲の勢いを記録した。オ・セフン市長は50-60代で依然としてハン前総理に比べ支持率が上回っているが、こういう若年層の支持率上昇勢を消すことができなかったと分析される。
←ソウル市長選挙 オ・セフン現ソウル市長とハン・ミョンスク前総理の仮想対決. リサーチビュー提供
特に今回の世論調査はオ・セフン現市長が与党単一候補としいて出て、野党圏は候補単一化できない状況を前提にした状態から出たものだ。実際に「ハンナラ党候補と野党圏単一候補がソウル市長選挙で正面対決する場合、誰を選ぶか」という質問には、野党圏単一候補 46.5%,ハンナラ党候補 38.5%で野党圏単一候補が大きく先んじたと調査された。特に20代(19才含む)と30代では半数を越える63.3%と58.1%の回答者が野党圏単一候補を選ぶと答え、40代でもハンナラ党候補(36.1%)-野党圏単一候補(47.0%)で、野党圏単一候補比率が非常に高かった。
←ソウル市長選挙 ハンナラ党候補と野党圏単一候補 仮想対決. リサーチビュー提供
ハン・ミョンスク前総理無罪宣告と関連して回答者の49.9%が 「当然の宣告」と答えた反面、「誤った宣告」と答えた応答は31.3%に止まった。これは検察の無理な起訴が "政治的修辞" と受けとめられたことにより、ソウル市民の投票行為に影響を及ぼしたと判断できるような内容だ。
世論調査を実施したrkン・ソンウォン リサーチビュー共同代表は「ハン・ミョンスク前総理への宣告は、全国民が関心を持つ懸案であるので、6月2日地方選挙でソウル市長選挙だけでなく他の地域の選挙にも影響を与えるだろう」と見通した。キム・ポグン記者 tree21@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/415397.html 訳J.S