原文入力:2010-04-08午前08:34:10(1505字)
生存者に責任押し付けたのではないか"
失踪者家族 TV見て失望
ソン・ジュンヒョン記者
←12日ぶりに生存者公開 天安艦生存乗務補助員の兵器担当 オ・ソンタク上士(マイクを持って立っている人)が7日午前、京畿城南の国軍首都病院で開かれた記者会見で 「ドンという音とともに体が空中に浮き上がり、気がついたら周辺が停電していて暗黒の世界だった」とし沈没当時の状況を説明している。 城南/イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr
天安艦失踪者家族たちは7日京畿城南市の国軍首都病院で開かれた天安艦生存者たちの記者会見を見守った後、残念だという反応を現わした。生存者たちに対する恨みではなく、軍当局が彼らを脇役として出し責任を回避しそうな態度を見せたということだ。
←天安艦生存者たちがかたい表情で7日午前、京畿城南市,盆唐の国軍首都病院で開かれた記者会見で同僚たちの話を聞いている。 城南/イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr
"負傷した人々を呼んでおいて何をしているのか。その方々も激しい負担を感じたはずなのに、生存者の口を借りて(国防部が)責任を転嫁しているようだ。"
2002年の西海交戦の時に参戦し今回失踪したパク・ギョンス中佐の従兄弟パク・キョンシク氏は軍当局の無誠意を恨んだ。パク氏は 「キョンスも西海交戦の後遺症で治療を受けたことがある」として「そのような大変な人々を罪人のように呼び出して軍当局が口裏合わせでもさせたようだ」とした。ムン・ヨンウク下士の母方のおじも 「正常勤務中にそうだったというから、そうしたんだなと分かるじゃないか…」として当初から国防部発表に大きな期待をしていなかったという反応を示した。
先立って失踪者家族たちは臨時宿舎の部屋に用意されたテレビを通じて生存者たちの記者会見場面を静かに見守った。彼らは国防部の答弁を聞き失望したという反応を見せながらも、頭を上げることができない生存将兵たちを見ながら痛ましいという感情を吐き出しもした。
とても視聴する勇気が出ずテレビを無視した家族たちもいた。チェ・ジョンファン中佐の夫人は「テレビは見ませんでした。そのような気力がどこに…」として言葉を濁した。パク・ソンギュン下士の祖母は 「見たところで、それはそれで…」として口を閉ざした。
←7日午前、城南国軍首都病院で天安艦沈没事件生存将兵たちに対する記者会見が開かれる中で、チェ・ウォンイル艦長が最後の質問に返事をした後、涙を流している。 城南/イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr
生存将兵に対する羨みも隠せなかった。カン・デミン(21)一等兵の父親は「その方々だけでも生きて帰ってきて良かった」としつつも「私たちの息子もあの(生存将兵ら)の間に一緒にいたらどれほど良かったろうかという思いがした」と話した。
一方、この日の午後に予定された失踪者家族と生存将兵たちの出会いは、生存者たちに心理的負担を与えまいとする失踪者家族たちの配慮で延期になった。失踪者家族たちは臨時宿舎担当副士官らが家族たちの中に公務員がいるかどうかを調査し、警察官らが失踪者家族に電話で人的事項を尋ねるのを直接聞いたり伝え聞いたと明らかにすることもした。
平沢/ソン・ジュンヒョン選任記者 dust@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/415016.html 訳J.S