原文入力:2010-04-06午後09:52:17(1878字)
ファン・チュンファ記者,キル・ユンヒョン記者,シン・ソヨン記者
←キム・イルゴン中央大副総学生会長が6日昼、ソウル,銅雀区,黒石洞の中央大学校解放広場で学科構造調整に反対し断髪した後、涙混じりに語っている。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr
"中央大 企業式構造調整反対"
メガネを取ったキム・イルゴン中央大副総学生会長が静かに目をとじた。新聞紙の上に黒い髪が落ちた。100人余りの学生たちがキム氏の周囲に集まり、断髪式を見守った。間もなく黒のスーツ,青のネクタイの上の刈られた頭が不釣り合いになった。彼は「昨年12月、総学生会が構成されたが構造調整危機に陥った学科を守れなかった」として「今から総学生会は学校の一方的な構造調整に反対する運動を大々的に始める」と話した。
6日ソウル,黒石洞の中央大解放広場では学科構造調整に反対する断髪式と共に‘企業式構造調整反対,構造調整最終案廃棄’を要求する総学生会の記者会見が開かれた。
この席で学生たちは先月23日、学部制転換と人員縮小などを骨格とした学校側の構造調整案に対し反対意志を明確にした。仏文科学生会長ユ・ジェヒョン(26)氏は「競争力が劣る学科を排除しようとする斗山グループの企業式構造調整に反対する」と話した。斗山グループは2008年5月に中央大を取得した後、教育優秀性を理由に競争力のある学科育成と類似・重複学科の統合を推進している。
キム副総学生会長はこの日から学校正門前にテントを張り断食座り込みを始めた。キム氏は「水と塩だけでどのくらい長く頑張れるかは分からないが、来る12日の学生総会が開かれる前まで学生たちと会い学校構造調整の問題点を知らせていく」と決意を固めた。
彼が断食を始めた同じ時刻、学校内は薬学大学新築などあちこちで工事が進行していた。工事現場の外壁には‘2018世界100大名門大学に跳躍’という学校側のスローガンが鮮かだった。
ファン・チュンファ記者
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←西江大経済学科チョン・チョンノ氏も授業料値上げ無効を主張し6日で21日目の断食座り込みを続けている。キル・ユンヒョン記者 charisma@hani.co.kr
"西江大 登録料値上げ撤回せよ"
西江大経済学科4学年チョン・チョンノ(22)氏の断食が6日で21日目をむかえた。彼が口にするのはミネラルウォーターと塩代わりのナトリウム錠剤だけだ。チョン氏が断食している図書館前テントの中は徹夜籠城のために準備したマットレスとスチロフォーム板,石油ストーブなどが散在していた。憔悴した表情の彼は「あまりに荷が重いが、学生たちの正当な問題提起に学校側が誠意ある回答を出す時まで断食を継続する」と話した。
チョン氏が断食に出た理由は簡単だ。西江大は去る1月、経済難で授業料凍結を決めた他の主要大学らとは異なり、今年授業料を昨年より3.34%も値上げした。開校50周年記念行事などにお金が必要で、授業料値上げが避けられないという説明も続いた。彼は学校がその間に行われた不良経営の責任を‘授業料値上げ’という方式で学生たちに押し付けようとしていると判断した。
西江大は去る2005~2009年に在任したソン・ビョンド前総長の在任時期、学校建物を新築するため民間資本事業を無理に推進し、そのために校内から大小の反発を買った。総事業費395億ウォンをかけ2008年8月に完工した‘コンジャガ国際学舎’の場合、民間資本事業者である‘西江国際学舎有限会社’が目標収入の75%を得ることができない場合、差額を学校が補填することになっている。昨年は三星テスコから860億ウォンの投資を受け、学校に建物を作りホームプラスを入居させようとしたが、学校内外の反対世論に押されて撤回した。
4学年1学期を迎えたチョン氏は断食が予想より長くなり、登録しておいた学科授業を聞けずにいる。彼は「こんなにまでしなければならない現実が悲しいが、不良経営の責任は学生でなく学校当局が負わなければならない」と強調した。 ファン・チュンファ記者 sflower@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/414682.html 訳J.S