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‘奉恩寺 信徒名義’ミョンジン僧侶 批判広告 論難

原文入力:2010-04-05午前08:59:41(1097字)
日刊紙2ヶ所に "席を外しなさい" 掲載
信徒会 "我々とは関係ない陰湿な攻撃勢力"

キム・ミンギョン記者

先月21日アン・サンス ハンナラ党代表の仏教界外圧疑惑を暴露した奉恩寺住職ミョンジン僧侶を批判する新聞広告が‘奉恩寺信徒’の名前で掲載され、奉恩寺信徒会が 「奉恩寺陰湿攻撃勢力に強力に対応する」として反発して出た。

去る1日、2つの日刊紙に‘ミョンジン僧侶! 頼むから辞めて下さい。こういうことでは仏教が皆死にます’というタイトルの広告が掲載された。

広告を出した人々は大韓民国を守る仏教徒総連合(大仏総)と傷痍勇士仏教信者会,海兵戦友仏教信者会など10団体が集まった‘奉恩寺参与信徒一同’だった。これらは広告を通じ 「なぜ神聖な宗教団体を政治戦場にしようとするのですか?」として「政治的な個人所信があるならば正々堂々と還俗し政治に入門して下さい」と主張した。

また、これらは「仏教信者が皆背を向ける前に、静かに席を外して下さい」と付け加えた。

これに対し‘奉恩寺信徒会’は1日夕方、奉恩寺ホームページにお知らせ文を上げて 「‘奉恩寺参与信徒一同’名義の広告は奉恩寺信徒会と全く関係がない内容」と反論した。

続けて信徒会は「奉恩寺信徒会を詐称する奉恩寺陰湿攻撃勢力に対し強力に対応する」として「信徒の皆さんと仏教信者様,国民の皆様はこのような幽霊団体の広告および広報に惑わされないことを望む」と明らかにした。ソンジン信徒会長は4日「やっとのことで曹渓宗総務院と対話でこの問題を解決することにしたのに、こういう雰囲気に冷水を浴びせる広告が出てきて悔しい」と話した。

広告掲載を主導した大仏総は‘反米親北韓勢力からの自由民主主義大韓民国守護’等を目標に2006年に作られた団体だ。

一方、天主教界側でも、先月25~26日ある日刊紙に‘聖堂に行きミサを上げることが恐ろしいです!’というタイトルの広告が載せられ論議をかもした経緯がある。‘志をもつ天主教一般信者の集い’という団体が出したこの広告は「歴史的に‘環境主義’と‘平和主義’という左翼が楽しんで使ってきた偽装イデオロギーが一部聖職者を左傾化させていることを嘆きます」とし、天主教界の4大河川開発反対活動を批判した。

キム・ミンギョン記者 salmat@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/religious/414324.html 訳J.S