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教科部, 国会に全教組名簿 渡す

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/412586.html

原文入力:2010-03-26午後09:10:19(898字)
提出禁止 仮処分棄却により…全教組 "公開禁止申請を出す"

イ・チュンジェ記者,ソン・ギョンファ記者

教育科学技術部は26日裁判所が全国教職員労働組合(全教組)の‘教員労組加入教師名簿収集および提出禁止仮処分申請’を棄却したことにより、この日午後ハンナラ党チョ・ジョンヒョク,パク・ポファン議員に全教組教師名簿を提出した。

教科部関係者は 「全教組がアン・ビョンマン長官を相手に出した仮処分申請が裁判所で棄却されたことにより16市・道教育庁を通じて収集した全国学校別教員労組加入教師名簿を二人の議員にファイル形態で提出した」 と話した。チョ議員らはハンナラ党との協議を経て名簿公開可否を決める計画だと知らされた。

一部保守団体が全教組所属一部教師たちの名簿を把握し公開したことはあるが、政府次元で全国全教組加入教師名簿を把握し、まるごと国会に提出したことは今回が初めてだ。名簿が公開される場合、全教組教師らに対する保守団体らの人身攻撃および担任拒否運動など大きな波紋が予想される。

これに対し全教組は 「名簿公開は全教組教師の人権を侵害し心理的負担感を与え、全教組の活動を萎縮させる一方で、一線学校で全教組教師らに対する陰湿な攻撃活動を助長するためのもの」としつつ「まずチョ議員などを相手に名簿公開禁止仮処分申請を出し、名簿を公開する場合には全教組組合員らの私生活および人格権を侵害した責任を問い損害賠償請求訴訟を起こすだろう」と明らかにした。

先立ってソウル中央地裁民事合議50部(裁判長 チェ・ソンジュン)は全教組が出した仮処分申請に対し「この事件情報が該当教員の思想・信条など個人の基本的人権を顕著に侵害する恐れがある個人情報に該当するとは断定しにくい」とし棄却した。

イ・チュンジェ,ソン・ギョンファ記者 cjlee@hani.co.kr

原文: 訳J.S