原文入力:2010-03-23午前08:40:41(1214字)
チョン・ジョンキル大統領室長 "反対を決意した人々なので説明しなかった"
チョン・モンジュン代表 "環境運動家ら 横車を押す偽善的な人だとさ"
ソン・ヨンチョル記者
チョン・モンジュン ハンナラ党代表とチョン・ジョンキル大統領室長など与党首脳部が22日、党・政府・大統領府の公式会議で４大河川事業に反対する天主教側を非難したと何人かの参席者が伝えた。
この日午前、ソウル,三清洞の国務総理公館で開かれた高位党政協議会でチョン・モンジュン代表とアン・サンス院内代表,パク・スンジャ最高委員などが 「４大河川広報が大きく不足しているのではないか」,「４大河川事業の親環境的な面も積極的に知らせ、天主教界の反発を和らげるべきではないか」と相次いで叱責した。するとチョン室長は「天主教側は反対を決意した人々なので説明をすれば却って揚げ足を取り、反対論理として活用すると思い事前に説明をしなかった」として 「でも聞いて見ると結果的に事前説明をしなかったのは間違いだったようだ」と話したと複数の参席者が伝えた。一部参席者は「地方選挙を控え天主教が野党,市民団体とともに一種の共同戦線を展開しているようだ」という話もしたと分かった。
またチョン代表は「最近地方区のある神父に会ったところ‘(４大河川に反対する)環境運動をしている人々は環境に関する認識が不足している。ヨーロッパだけを見てヨーロッパ式に話をするが、これは我が国の現実に合わない。この人々は不当な理由を上げて、とても偽善的で偏向している。何も知らない人々だ’と言ったよ」として、天主教の４大河川反対運動を批判したと複数の会議参席者が伝えた。
ある参席者は「チョン代表の話が波紋を呼び起こすものと憂慮され、ある長官が‘この発言は外に知らせてはいけない’とオフレコに頼む話もした」と伝えた。
この日の高位党政協議会にはアン・サンス院内代表と最高委員などハンナラ党指導部とチョン・ウンチャン国務総理,いくつかの部署の長官たち,パク・ヒョンジュン大統領府政務首席など40人余りが参加した。
これに対しチョン代表は「各国ごとに基準が違うという趣旨で話したことであり、環境運動や天主教側を誹謗しようという話ではなかった」と解明した。パク・ソンギュ大統領府報道官もこの日夜 「チョン室長が天主教側に対し、ああだこうだと直接評したのではなく、４大河川推進本部が天主教正義平和委員会側に４大河川に対する説明をしなかった理由を話したことを聞いてそのまま伝えた」と明らかにした。
ソン・ヨンチョル記者 sychee＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
