原文入力:2010-03-17午後09:31:31(1382字)
パク・ナムチュン前首席 法廷証言
"ゴルフクラブ渡し 直接見ていない…"
クァク・ヨンウク側近も もじもじ
パク・ヒョンチョル記者,シン・ソヨン記者
←パク・ナムチュン前大統領府人事主席が17日午前、ソウル,瑞草洞,ソウル中央地裁で開かれたハン・ミョンスク前国務総理の5万ドルわいろ授受疑惑公判に証人として参加した後、法廷を出ている。 シン・ソヨン記者 viator＠hani.co.kr
ハン・ミョンスク(66)前国務総理がクァク・ヨンウク(70)前大韓通運社長から公企業社長人事請託の代価として5万ドルを受け取ったというのが検察の起訴事実だ。また、検察は２人が親しいという点を立証するためにハン前総理がクァク社長から高価なゴルフクラブを贈られたと説明した経緯がある。
だが17日、ソウル中央地裁刑事合議27部(裁判長 キム・ヒョンド)審理で開かれたハン前総理公判に弁護人側証人として出てきたパク・ナムチュン前大統領府人事主席は 「ハン総理が公企業社長任命と関連し特定要人を推薦したり過程を問い合わせしたことはない」と述べた。彼はクァク前社長が石炭公社社長に志願し脱落した後、南東発電社長になった2006～2007年に大統領府人事主席を務めた。
パク前首席は続けて 「産業資源部がクァク・ヨンウク氏を第1順位候補として石炭公社社長に推薦したが、政務的判断により江原道出身人士を社長に任命し、以後に大統領府人事推薦会議でクァク氏の経営能力を認め南東発電社長として推薦した」と話した。
検察は 「任命書類に総理が副署(大統領の国務関連文書に総理や国務委員がする署名)をするのではないか。総理が関与できるのでないか」と尋ねたが、パク前首席は「総理の副署は、人事推薦委による議論の結果を大統領が裁可した後に行われる行政的な手続き」とし「ハン総理が公企業の社長任命に関与することはできないシステムだった」と述べた。2006年12月、総理公館での昼食に同席したカン・ドンソク当時建設交通部長官も、11日法廷で 「総理は公企業社長の任命に関与できなくなっている」と証言した経緯がある。
一方、クァク前社長がハン前総理と2002年8月21日に一緒に行ったというゴルプショップの職員は 「クァク社長と共に売り場に来たハン総理を見た」としつつも「ゴルフクラブを購入したと理解しているが、直接販売したわけでなくどんなものを購入したかは知らない」と証言した。クァク前社長に‘ゴルフ代金’ 2000万ウォンを渡したというファン・某当時大韓通運ソウル支社長は「クァク社長と共にゴルフクラブを選び‘ハン・ミョンスク長官にプレゼントする’という話を聞いた後に席をはずしたので、ハン前総理に(ゴルフクラブが)渡されたかは分からない」と話した。彼は「(調査を受けに行ったところ)検事が先に‘ゴルフクラブ買った事実は皆分かっている’と言うので自白した」と言った。
パク・ヒョンチョル記者 fkcool＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/410752.html 訳J.S
