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MB執権後 政府・年金基金・公企業 借金 150兆 増える

原文入力:2010-03-16午後11:01:35(1019字)
4大河川・減税政策などに原因…悪性借金で回収不透明

チェ・ウソン記者,ファン・ボヨン記者

←一般政府および公企業借金残額

李明博政府になり2年間に一般政府と公企業の借金が何と150兆ウォンほど増えたと集計された。前の政府の時と比べ借金増加速度がとても速い上に、特に増えた借金の大部分が後で回収する方法さえ不透明な‘悪性借金’であるために財政健全性が急速に毀損されているという憂慮が拡大している。

16日、韓国銀行の資金循環動向資料によれば、昨年末現在の一般政府と公企業の借金残額は計614兆1037億ウォンであり、2008年末(545兆1333億ウォン)より68兆9704億ウォン(12.7%)増えた。李明博政府スタート以後の2008年と2009年の2年間の増加額は148兆6749億ウォンに達する。統計編成上、一般政府には中央政府と地方政府をはじめ社会保障機構(国民年金など)が全て含まれる。

この内、一般政府借金と公企業借金は昨年末現在、各々340兆4855億ウォンと273兆6082億ウォンであり、2年間に各々68兆3518億ウォン,80兆3231億ウォン増加した。特に公企業借金の内、会社債発行残額が昨年末120兆2147億ウォンで2年前(59兆4917億ウォン)より倍増し、国外債権発行も同期間に7兆2258億ウォンから14兆12億ウォンに増加した。

李明博政府 2年間の一般政府と公企業借金増加速度は、去る参加政府時期をはるかに上回っている。参加政府 5年間の一般政府と公企業借金は計202兆5631億ウォン増え、年平均増加率(12.1%)が去る2年平均増加率(14.9%)より低かった。

ファン・ソンヒョン仁川大教授(経済学)は「現政権になり借金が増えているのは4大河川や京仁運河など、後から回収できる道もあまりない事業にお金を注ぎ込んでいるため」としつつ「特に財政が責任を負わなければならないことを粉飾会計でもするかのように公企業に押し付けていることも深刻な問題」と話した。

チェ・ウソン,ファン・ボヨン記者 morgen@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/410464.html 訳J.S