原文入力:2010-02-28午後07:09:58(1029字)
大統領府 核心関係者 明らかに…修正案国民投票 示唆
国論分裂など危険負担大きい‘世論推計用’分析
ファン・ジュンボム記者
大統領府核心関係者が28日、世宗市修正論難と関連し 「李明博大統領は時が来れば重大決断を下すだろう」と話した。
この関係者はこの日、記者らと会いこのように明らかにし‘決断’の内容に対しては 「世宗市修正案になる方向でするものであり、コンテンツではなく手続きに関することになるだろう」と明らかにした。彼は「ハンナラ党内で重鎮協議会などの議論が遅々として進まない場合、結論を下すためにイ大統領が立場を明らかにすることがありうるという意」と付け加えた。これは世宗市問題を国民投票にまかせる方案を表わしたものと解釈される。これと関連して、ハンナラ党の高位関係者もこの日「国民投票は有力な方案の中の一つ」と話した。
与党主流が世宗市国民投票を挙論したことについて‘イ大統領の心が国民投票側に傾いた’という解釈と、‘朴槿恵前代表側圧迫および世論推計用’という解釈が同時に出ている。
大統領府関係者は 「党内葛藤のために世宗市党論さえ作れない状況がくる場合、国民投票が解決法になりうる」 と話した。国民投票実施時期を巡り与党核心層の間には‘4月実施’,‘6・2地方選挙と同時実施’等が議論されている。
しかし、イ大統領が国民投票を実際に選択する可能性は低いという観測も出ている。まず世宗市が国民投票対象になりうるのかから論議になるためだ。"外交,国防,統一,その他国家安全に関する重要政策を国民投票にまかせることができる" という憲法72条を挙げて、大統領府参謀らは "世宗市原案は‘首都分割’であるため‘国家安全に関する重要政策’となる" と主張するが、多数の学者らは "世宗市は国民投票の対象になれない" と明らかにしている。
また国民投票を行う場合、事実上イ大統領再信任投票となり、国論分裂が極に達することが明らかだ。このため大統領府のまた別の核心関係者は "国民投票は危険負担があまり大きく現在としては検討していない" と話した。
ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/407299.html 訳J.S