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自私高 便法入学 132人 合格取り消し

原文入力:2010-02-26午後09:12:21(1348字)
ソウル教育庁 "書類偽造 該当" …一部父母 "法的対応する"

ファン・ジュンボム記者,シン・ソヨン記者

←自律型私立高の社会配慮対象者選考合格生の中で合格取り消し通知を受け取った生徒たちの父母たちが26日午後、ソウル,新門路,ソウル市教育庁前で法的対応方針を明らかにした後、沈痛な表情を見せている。これらは「政府と教育庁がお粗末な制度と不良運営責任を父母に押し付けている」と主張した。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr

自律型私立高(自私高)社会配慮対象者選考合格生の中で132人の合格が取り消しになった。ソウル市教育庁は26日、ソウル地域13ヶの自私高が入学選考管理委員会を開き、市教育庁から譲り受けた便法入学疑惑生徒に対する再審査を行い、計132人に合格取り消しを通知したと明らかにした。合格が取り消された生徒たちは27日昼12時までに入学前配分申請をすれば、遅くとも27日午後6時までには居住地近隣学校に配分を受けることになる。

市教育庁は 「法律諮問を受けた結果、社会配慮対象者選考の一つとして学校長推薦が可能だと明示されているので経済的に豊かな場合に志願したとすれば書類偽造と見られるという結論を下した」と明らかにした。先立って市教育庁は25日、学校長推薦で自私高に合格した389人の資料を検討した後、非適格者と疑われる生徒248人の名簿を合格取り消し権限を持つ自私高に渡した。

しかし学校長推薦を通じて子供が自私高に合格し、合格が取り消された父母20人余りは‘自律高 校長推薦制 父母の集い’を設け、法的対応に出るなど強く反発している。これらは「教育庁と学校の誤りで起きたことなのに、生徒と父母に責任を転嫁している」と主張した。

また当初に教育庁が非適格者として分類した248人に比べた時、合格が取り消された生徒は半分ほどに留まり、論難は続くものと見られる。僅か一日で再審査をした結果、‘学校長推薦撤回同意書’を書いた生徒を中心に合格を取り消したのではないかということだ。実際に市教育庁は‘学校長推薦撤回同意書’を作成した父母が120人だと明らかにし、合格が取り消された132人と大差がない。合格取り消し通知を受け取ったある父母は 「同意書に絶対にサインしてはいけないという他の父母たちの話を聞けば良かったのに」と話した。

市教育庁は問題となった13ヶの自私高で、入試不正が再発する場合には5年後の再指定可否を審査する時に自社高指定を取り消すことができると明らかにした。また‘特別合同監査班’を構成し、市教育庁はもちろん地域教育庁と中学校,自私高に対する監査を始め責任者を問責する方針だ。

一方、李明博大統領はこの日 「こうしたことが再発しないよう徹底的に責任所在を明らかにし制度的改善法案を含め根本的な対策を用意しなさい」と指示した。

ジン・ミョンソン,ファン・ジュンボム記者 torani@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/407062.html 訳J.S