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地方選挙後 改憲など政治議題 話題になる公算

原文入力:2010-02-25午後08:02:35(1484字)
大統領‘制限的改憲’再び言及
"残る3年 仕事をたくさんしなければ"
イ・ジェオも "今年末までに改憲"

ファン・ジュンボム記者

←李明博大統領が就任2周年を迎え25日昼、大統領府でハンナラ党党役員らと昼食を共にする席で親朴槿恵系のホ・テヨル最高委員(左側)と挨拶している。 大統領府カメラマン団

李明博大統領が就任2周年の25日、ハンナラ党党役員40人余りを招請した席で‘制限的改憲’を主要課題として提示したことは任期中盤の今年には敏感な政治議題にも手をつけなければならないという意志を表わしたものと解釈される。

イ大統領が改憲の話を持ち出したのは今回が初めてではない。イ大統領は昨年の光復節祝辞で「選挙の回数を減らし合理的に調整するための本格的な議論が必要だ」と遠まわしに改憲の必要性を明らかにしたのに続き、同年9月<連合ニュース><共同通信>合同インタビューで "権力構造に制限された改憲必要性" に言及した。

イ・ドングァン広報首席はこの日の発言と関連して「通常的に色々な政治先進化の課題として(改憲を)例にあげたものであり、特別に力を入れたものではない」と話したが、与党核心部が改憲に相当な関心を持っているのは明らかと見える。大統領府の参謀らは去る2年間、中道実用路線採択と経済危機回復,外交的成果などを成し遂げただけに、次の順序は改憲と見ている。改憲議論の時点は6・2地方選挙以後だというのが大統領府と与党核心関係者たちの話だ。イ大統領のある核心参謀は「今のところは野党が改憲議論に否定的だが、地方選挙が終れば改憲と選挙制度,行政区域改編などが話題に浮上するだろう」と話した。親李明博系統の核心軸のイ・ジェオ国民権益委員長もこの日<キリスト教放送>の‘キム・ヒョンジョンのニュースショー’に出演し「今年末までには(改憲を)するべきでないだろうか」と話した。

地方選挙後、与党の党・政府・大統領官邸人事改編と野党圏再整備,憲法記念日(7月17日)という契機などが改憲議論の触媒剤になるものと見られる。大統領府はただし改憲にイ大統領が前面に出るよりは、政界での議論に力を与える形式を取るという方針だ。だが与党内部と野党で改憲の政治的意図と方向について疑問を抱いており、改憲が実現するかは不透明だ。

イ大統領はまた、この日 今後の国政運営でハンナラ党の団結を強調した。イ大統領は「色々な懸案について政策を巡り意見が違うこともあるが、どんな政策も私たちが国を愛するという心を中心に置いて解決するならば政治が解決できないものはないはずだ」と話した。イ大統領は特に党内朴槿恵前代表陣営との世宗市葛藤を念頭に置いたように「私たちが互いに酷く討論し戦っても、戦った後に、それでも人は悪くないとして ハハハと笑うことができる気持ちを持たなければならない」として「心にわだかまりが出来る言葉は少なくした方が良い」と注文した。イ大統領はまた「私は今回評価されなくとも、退任してからしばらく後に評価されれば良いという気持ちだ」として「多くの人々は‘もう2年’と言うが、私は残った3年で仕事をさらに多くしなければならない期間だと考えている」と話した。

ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/406796.html 訳J.S