原文入力:2010-02-23午後07:39:22(1059字)
イ・ソンホン議員 暴露… "会った人を訪ねて行き対話内容問い質す"
チェ・ヘジョン記者
ハンナラ党親朴槿恵系議員らに対する裏調査がなされているという主張に続き、今度は朴槿恵前代表の日常的な動向まで情報機関で一つ一つ探っているという主張が出てきた。
親パク系統の核心イ・ソンホン議員はこの日午前<CBS>ラジオ‘キム・ヒョンジョンのニュースショー’に出演し 「昨年、朴槿恵前代表にある重鎮僧侶を紹介し一緒に食事をしたことがあったが、数日後にその僧侶が電話をかけてきて‘どうして会ったという事実を情報機関に話したのか’と言って抗議された」と話した。彼は続けて「どうして情報機関がパク前代表が僧侶と話したことを知り、又訪ねてきて(僧侶に)根ほり葉ほり問い質したのか… (分からない)」とし「これを見て‘そうだ、こんなバカなことが’という考えを持つようになった」と明らかにした。
イ議員はこの日<ハンギョレ>との通話で 「パク前代表の一挙手一投足をこのようにして情報機関が監視するほどならば、他の親パク議員らに対して何をか言わんや」とし「これは民主主義ではない」とより強力に批判した。彼は情報機関がどこなのかについては言及しなかった。
これに対しイ・ジヒョン参加連帯議政(議会活動)監視センターチーム長は「政府の政策に反対する勢力や集団は、監視の網に入れるということ」として「市民社会に続き政界内での査察疑惑が事実と明らかになるならば、政権が強い逆風をむかえることになるだろう」と警告した。
ハンナラ党親パク系議員らの相次ぐ暴露は、李明博政府になって絶えず提起されてきた国家情報院など情報機関の査察論議とも相まっている。2008年には警察が大運河に反対する教授らに対する情報収集を行った事実が確認された経緯があり、昨年にはパク・ウォンスン弁護士が国家情報院が市民社会団体を査察していると暴露することもした。
これと関連して参加連帯は去る17日「李明博政府スタート以後、国家情報院の職務範囲違反と職権乱用がますます激しくなっている」とし国連人権理事会に国家情報院の職務範囲を抜け出した査察と職権乱用問題に対する書面意見書を提出した。
チェ・ヘジョン記者 idun@hani.co.kr
原文: 訳J.S