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‘MB政権 弾圧’に作家ら‘抵抗のペン’とった

原文入力:2010-02-21午後06:54:35(1582字)
作家会議, 誤った政策批判‘抵抗の文’決議
"集会不参加要求は作家侮辱" …補助金も拒否へ

チェ・ジェボン記者

←去る20日に開かれた韓国作家会議定期総会でペク・ナクチョン ソウル大名誉教授とコ・ウン詩人,ク・ジュンソ作家会議新任理事長(前列左側から)等、参席者たちが案件に対する説明を聞いている。 タク・キヒョン選任記者khtak@hani.co.kr

作家たちが怒った。
進歩的文人団体の韓国作家会議(作家会議)が最近物議をかもした韓国文化芸術委員会(文芸委)の‘確認書’提出要求に対抗し、文芸委補助金を受けずに現政権の民主主義後退などに対する‘抵抗の文書き’を展開することにした。作家会議は20日昼、ソウル中部女性発展センター講堂で会員170人余りが参加した中で23次定期総会を開き、このように決議した。

この日の総会は2010年事業計画,新執行部構成などを議論する席だったが、それよりは最近の確認書提出要求に対する対応方案に焦点が集まった。これまで執行部事務総長を引き受けてきたト・ジョンファン詩人は文芸委から受け取る予定だった機関誌発刊,世界作家対話行事などの事業補助金3400万ウォンを最近ある元老会員が匿名で喜んで寄付したと知らせ、事態対応方案を討論で決めようと提案した。

"作家会議は政府がしなければならない公的な文化芸術活動を代行することで文化芸術委はそれに使われる国民の税金を伝達するということなので‘支援’という用語を使うのは適切でない。むしろ政府が国法に反した立場だ。"(キム・ヒョンス)

"この事態を作家会議だけの問題と見てはいけない。狂牛病対策委に所属した他の文化芸術団体と市民団体などが、今でも色々な形で弾圧を受けている。事態の象徴的・政治的意味をよく推し量り断固として対応しなければならない。" (キム・ヒシク)

結局、チェ・イルナム前任理事長の発言が総会の決議事項となった。「今回の事態は李明博政府の文化政策がどれほど誤ったものであり、あきれるばかりなのかを示している。じめじめとふるまう必要はなく、(補助金を)受けなければ良い。本当に事情が難しければ機関誌を1年くらい休むなり、行事も取り消したり縮小すれば良いではないか。」

会員たちは彼の発言に熱い拍手で同意を表わし、結局 文書を通じた文芸委の公式謝罪前には補助金を受けないことを決議した。「李明博政府とユ・インチョン文化体育観光部長官に強力な警告メッセージを表わすため、今日出てきた話を総合して総会の名前で声明書を採択しよう」というキム・チャンギュ詩人の提案もやはり拍手で通過された。

これと共に‘抵抗の文を書く運動’を行おうという提案もやはり通過し、現場だけで158人が署名した。「李明博政府の文化,環境,福祉などあらゆる分野で広がっている誤りを指摘し、批判する文を書いて作家会議のホームページとブログなどに上げ、大衆と共有する」という趣旨で始まった抵抗の文を書く運動には2500余の会員の多数が参加すると予想される。

一方、この日の総会では文学評論家ク・ジュンソ氏を新任理事長に、小説家キム・ナムイル氏を事務総長に各々選出した。ク新任理事長は「韓国の代表的文人団体として民主主義後退と非人間化などに対し責任感を感じている」として「表現の自由を侵害するだけでなく作家会議構成員らに侮辱を感じさせた確認書要求事態にも毅然と対処していく」と話した。
チェ・ジェボン記者 bong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/405845.html 訳J.S