尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の国政遂行に対する否定的評価が60%を超える世論調査の結果が相次いで出た。
リアルメーターが11~15日、全国成人2519人に尹大統領の国政遂行評価を聞いた結果(信頼水準95%、標本誤差±2ポイント)「評価する」という肯定的評価は先週より3.6ポイント低い33.4%だったが、「評価しない」という否定的評価は63.3%で先週より6.3ポイント上がった。リアルメーターの定例調査で、否定評価が60%を超えるのは今回が初めて。
政党支持率は、野党「共に民主党」が先週より2.4ポイント上がった44.2%、与党「国民の力」は先週より1.8ポイント低い39.1%を記録した。両党の支持率格差は誤差範囲外の5.1ポイントで、1年6カ月ぶりに民主党が国民の力を上回った。
韓国社会世論研究所(KSOI)がTBS(交通放送)の依頼で15~16日、全国成人1000人に尹錫悦大統領の国政運営評価を聞いた結果(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)でも、肯定・否定評価はそれぞれ32%、63.7%であった。否定的評価は先週60.8%で初めて60%を突破したのに続き、今週は2.9ポイントさらに上がり、肯定的評価は2.5ポイント下がった。
与党側が西海(ソヘ)公務員殺害事件と北朝鮮漁師送還事件を文在寅(ムン・ジェイン)政権による「安保紊乱(びんらん)」と規定し、国政調査を推進していることに対して、51.8%は「共感しない」と答え、「共感する」という回答は41.2%だった。政党支持率は国民の力が34.5%、共に民主党が32.9%、正義党が4.7%の順だった。詳しい内容は中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。